日本経済の現状から松尾芭蕉の俳句まで――『英語対訳で学ぶ日本』は必携の書(5)

本書に掲載されている日本経済の現状を説明する項目

失われた20年「バブル後遺症とデフレ不況からの脱却」の英訳は


 海外のビジネスマンは、日本経済の実情にも関心を寄せるであろう。その際に、何を根拠にどう説明するかは一筋縄ではいかない。

 本書では、わが国で最も信頼のおけるエコノミストの一人である高橋洋一氏(元財務官僚、内閣参事官、現在、嘉悦大学教授)の『日本を救う最強の経済論』(育鵬社、2017年9月)の論考をベースに、そのエッセンスを400字の日本語にまとめ英訳している(上の画像参照)。

 なお、高橋洋一氏に関しては、このニュースサイトでも2回にわたり、それぞれ連載記事を掲載している。日本経済を説明する際の参考にしていただきたい。

異能・異端の元財務官僚が日本を救う
愛国のエコノミスト

松尾芭蕉の俳句も英訳


 本書『英語対訳で学ぶ日本』は和食や祭り、アニメといった一般的なテーマから、漢字から生まれたかな文字の発達、さらに江戸幕府はなぜ260年も続いたのかといった歴史の視点までの111項目を、ポイントを押さえ分かりやすく説明している。

 松尾芭蕉の項目では、「古池や 蛙飛びこむ 水の音」の俳句も英訳されており、その英訳文は本書をご覧いただきたい。

 最近、歴史博物館の解説パネルでも、日本語とともに英文表記が行われているケースが増えている。

 気に入った博物館があれば、外国のお客さんをお連れして説明するのも良いだろう。外国人は、うわべだけの流暢な英語よりも日本の歴史や文化に関する確かな説明を求めているように思える。

 巻末の付録には、「日本の世界文化遺産」17か所が英語対訳されており、海外から観光に訪れた人々にポイントを説明できる。

 草の根交流に役立つ必携の一冊となっている。(了)

 追記:本書に寄せられた読者の反響をこのニュースサイトで【『英語対訳で学ぶ日本』が面白い!――反響続々】と題して掲載しているのでご参考ください。

(文責=育鵬社編集部M)

英語対訳で学ぶ日本 歴史と文化の111項目

あなたは英語で、日本を伝え説明できますか? 英語の勉強にもなり、日本史通にもなれる。草の根の交流に役立つ極上の一冊!




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