[ド底辺高校]驚異のバカっぷりに唖然

教室内でオナニー、罰ゲームで廊下に大便、もちろん足し算もてきませんetc. 学力格差が生んだ悲劇と喜劇  某都立高校で今日もまた“交通事故”が起きた。授業中に教室や廊下を猛然と走る生徒同士が出会い頭の衝突事故。骨折して入院する生徒もおり「来年は廊下の角にミラーが設置されるかもね。ここは高等教育の場じゃないよ」と、教職員のGさんはうなだれる。  彼の勤務する都立高校は偏差値40以下のいわゆるド底辺高校だ。授業内容は「A~Zのアルファベットを並べたり、数学では足し算や掛け算の選択問題を解いたり」と、まるで小学校。授業時間も30分が限界だという。  高校の教職員は専科(専門科目のみを教える教員)ゆえに、問題を抱えた生徒を指導する専門性に乏しい。とはいえ、問題のある生徒と向き合わなければならないため、空しい現状に絶望してうつ病休職してしまう教職員は多い。  厚生労働省によれば、’10年度のうつ病で休職する教職員の数は過去最多を記録。それが高校の教育現場にも及び、想像を絶する光景が広がっている。
  • 表紙の人/

    えなこ・東雲うみ・篠崎こころ
2012.01.16