世界の[エリートクラブ]大研究
2009.06.05
「ダボス会議」は世界経済を動かす? CFR(外交問題評議会)
の影響力とは? 超有力財界人&政治家が名を連ねる謎の組織に迫る!
陰謀論における陰謀の主体はさまざまだが、今日、その主役となっているのは、外交問題評議会(CFR)、ビルダーバーグ、三極委員会、世界経済フォーラムといった組織である。これらの組織には、アメリカ合衆国大統領からウォール街の大立者、ヨーロッパの王族など、世界的に有力な政治家やビジネスマンが名を連ねているが、陰謀論に従って(というか陰謀論ノリで)言えば、「ロックフェラーによる世界一極支配の急先鋒」といったところになる。――まあ、そうなるからといって、そうであるということではないが、いずれにせよ陰謀論者は、こうしたエリート組織が「世界を牛耳っている」と言いたいわけである。
実にくだらない。
その通り。しかし、こうした組織が存在することは事実である。有力者が集っていることも事実であり、有力者でなければ参加することができないのも事実である(例えばCFRには公式サイトもあるから、そんなことはいくらでも確認することができる)。そしてある一定の実力を持っていることも事実である(屁理屈めくが、そもそも力を持たない連中を「有力者」と呼ぶわけないでしょ?)。
だとしたら、その力とはどのようなものなのか?
この特集で問われるのは、つまりそういうことであり、その答えがあるかどうかは、また別の話である。
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2009.06.05