20~30代[給料ダダ下がり]納得いかん!白書

景気は回復、でもサラリーマンの年収は9年連続減少中! 新卒の待遇はUPなのに、業績も悪くないのに、なぜ減り続けるのか!?  バブル期以来の好調といわれる日本経済。国税庁の調査では、企業の業績アップや地価の上昇を反映して不動産所得が8年連続で増加、株など配当所得も3年連続で前年を上回り、好景気ぶりを物語っているそう。しかし、民間企業で働く人の昨年1年間で得た平均年収は434万9000円で、前年に比べて2万円少なく、9年連続で減少しているのが現実です。  その一方で、今年3月に卒業した新入社員の初任給は、景気回復や団塊世代の大量退職に伴い、就職超氷河期といわれる’97年以来10年ぶりに大幅アップしているおり、まさに新人クンは、「売り手市場」でウハウハなのです。経済ジャーナリストの森永卓郎氏は「給料が上がらない人が最も多いのは、20~30代のSPA!読者の世代かもしれません」と言います。  なぜ、我々の給料は今なお下降しているのか。そこで今回、「ここ2年間で給料が下がった!」という正社員を直撃。怒りと嘆きの声をお届けしよう。