極悪進化![貧困ビジネス]最前線

「身代わり逮捕要因として派遣」から「生活保護ピンハネ最新事情」まで。 規制強化で貧困食いが様変わりした! 【担当編集のコメント】 ここ数年、冬になると貧困ビジネスが活況になる。もちろん厳しい寒さで「屋根ほしい」人が増えるからだ。そんな中、大阪では、生活保護受給者に住居と食事などの生活サービスを一体で提供する「貧困ビジネス」の規制条例が先月、成立。また、生活保護費をピンハネしていた葛飾区のNPOの入所者が、自治体から支給を停止される騒動もおこった。 ピンハネ型の貧困ビジネスがこうした形で規制・淘汰されるなか、新たな貧困ビジネスが誕生している。 生活保護を受けさせながら、工事現場で働かせる偽装ドミトリーや、「屋根があれば刑務所でもいい」というホームレスや無職者を専門に束ね、ヤクザのアンググラビジネスに加担させるために派遣する貧困ビジネスが存在するという。 年越し派遣村の中止が決まった今年の年末、貧困ビジネスはどのように進化しているのか。取材班は追った!