エコノミスト・森永卓郎氏、減量成功で訪れた心身の変化とは?
テレビなどでもお馴染みの経済アナリストの森永卓郎氏。本人曰く、「朝起きて3秒以内にかつ丼を食べて、その後は牛丼、天丼、ラーメン、かつカレーみたいな食事だった」というほど不摂生な食生活だったのだが、このたび、森永氏がトレーニングジム「ライザップ」のCMキャラクターに就任。4か月のトレーニングを経て、3月2日生まれ変わった姿をお披露目した。
【before】
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【after】
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その姿はすでに各メディアのニュースでご覧になって驚かれたと思うが、4か月のトレーニング&食事指導で体重で19.9kg(89.4kg→69.5kg)、ウエストで23cm(114cm→91cm)の大幅減量に成功し、森永氏の生活で大きな変化が生じたという。
「糖尿病を患っていたせいで月に300錠近く薬を飲んで、1日2本注射も打っていました。月の医療費は1万4000円くらいかかっていました。これがすべて、医師の指導によって薬を止めました。
また、糖尿病の合併症で眼底出血していたんですが、これも治っちゃった。睡眠時無呼吸症候群もありましたけど、痩せたことでなくなって、スッキリ眠れるようになりました」
さらに変わったのは食生活だ。
「何しろ毎食後食べたものをトレーナーさんに送るんだけど、一回ごとに原稿用紙3枚分くらいアドバイスがくる。ダメ出しもくる。おかげで面倒くさくなって余分なものを食べなくなりました(笑)。
そのおかげでロケ弁も昔なら余ってるのを全部持って帰るくらいだったんですけど、2つくらいしか持って帰らなくなりました。減量中にテレビ番組の収録で控室にやけに弁当が沢山あったんですね。他の撮影であまったとかで、スタッフさんが『全部持って帰っていいですよ』って。普段そんなこと言われないのに。これが引っ掛け番組で、誰が一番せこくて、お弁当を持って帰るかって企画だったんです。昔なら私は根こそぎ持って帰ってた。でも2つしか持って帰らなかったから、オードリーの春日さんに負けちゃった(笑)。
それから、トレーニング期間が終わっても、この食生活は意外と習慣になっちゃって、トレーニング期間終了後も食べ物の食べ方が変わったんです。なにしろ、どこの食品にどれくらいの糖質が入ってるか、毎回毎回教えてくれるわけじゃないですか。こちらもバカじゃないからだんだん覚えてきちゃう。言われなくてもできるようになりましたからね」
運動できない歴58年という徹底した運痴だった森永氏だが、運動の楽しさを感じるようになったとも。
「僕はホント運動苦手だったんで。体育の成績は1と2以外なかった。東大時代、体育の授業のときに運動能力テストをやらされるんですけど、普通の基準をクリアしたら好きな競技をできるんですね。9割以上クリアするんですが、落ちた人は体育館の中で体操やらされて、最後は12分間走をやらされるんです。ずっとそれをやっていた。12分間走でほぼ毎回最下位。最初は12分走って500mくらいしか移動できなかったくらい(笑)。
それが、動きが早くなったんですよ! アプリの乗換案内ってあるじゃないですか。あの標準乗り換え時間より最近の私は一本早い電車に乗れるようになったんですよ。階段をビャーっと上がれるようになったんです。
腕立て伏せすらできなかったんですよ。今もできないんですけど、トレーナーさんが教えてくれたのは斜め腕立て伏せという方法。こうやって自分なりの最大値でいいというのが私にとっては運動をやる上でハードルを低くしてくれた感じで良かった」
栄養理論に運動法。実践した減量の理論をすべて脳にインプットしている辺りがさすがに森永氏という感じだ。
「私、やってるうちに仕事なくなったらライザップでトレーナーできるんじゃないかってくらい知識は豊富になりました(笑)。でもさっき聞いたら、採用試験には実技があるからちょっと難しいかな(笑)」
オタクとしても知られる森永氏。追求し始めるととことんやり込むタイプ。減量理論が完璧にインプットされたからには、リバウンドの心配もいらないかも!?
<取材・文/日刊SPA!取材班 撮影/林紘輝(扶桑社)>
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