年間2万頭の子犬や子猫が流通過程で死亡している。ペットショップに辿り着く前に…
かわいらしい犬猫がTVに取り上げられ、街には猫カフェの看板が躍る。市場規模1兆5000億円とも謳われ、まさに世は空前のペットブームだ。だが、その陰では飼われるペットたちの悲惨な実態があった……。衝撃のリポート!
「そもそも一昔前のペットショップでは売れ残った犬や猫を普通に従業員が殺してました」と、衝撃の昔話を語るのは実際にペットショップの勤務経験を持つ、ペットビジネスライターの成田司氏だ。
「当時は売れないと判断された犬猫が裏庭でこっそり処分されたり、弱った犬猫をビニール袋に詰めて冷蔵庫で殺すこともありました」
さすがにここまで非人道的な行為は今日、行われていないが、いまだにペットをモノとしか思わないような業者は存在するという。
「いまだに数百頭もいるペットをわずか2人で管理したり、何頭も子犬をカゴに詰め込んで育てたりしている業者の話などは耳にします。後者のお店は最後に毛並みだけ整えて、売りに出しているとか。ただし、衛生管理が不徹底なため、ペットは飼育してもすぐに死んでしまうでしょう」
流通過程で1年間に2万頭が死に至るペットビジネスの闇
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