E-girlsのポップアイコン・Dream Ami「いつか金髪を卒業したい」
E-girlsとして3年連続でNHK紅白歌合戦に出場し、今年はディズニー長編映画『ズートピア』の日本版主題歌を歌うディーバとして抜擢されたDream Amiが、3rdシングル『Lovefool -好きだって言って-』を10月19日にリリース。約20年前に大ヒットしたカーディガンズの名曲をカバーし、アンニュイな無表情で魅せる一面も。歌手だけでなくバラエティや映画でも活躍する彼女の今の姿に迫った。
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――歌手を目指されるまでに、どういう音楽を聞いていましたか?
Ami:わたしは物心ついたときから、NHKの「おかあさんといっしょ」を観ながら、いつもお母さんと一緒にお家で歌ってて。そういう流れで童謡から入って、小学2年生で地元の少年少女合唱団に入りました。歌うことが当たり前の環境にいて、自然と歌手を目指すようになったので、音楽が好きでとか、どのアーティストに憧れてということもないんです。ただ、「楽しそうだな」と思ったきっかけは、小学生の当時で、モーニング娘。さんやSPEEDさんのような、女の子が歌って踊るのが流行り始めた頃に「こんな仕事ができたらいいな」と思ったのがきっかけです。歌と将来の夢が結びついたのは、小学校5年生くらいのときかもしれないです。
――E-girlsでは歌だけでなく、ダンスもされていますよね。
Ami:合唱団の発表会でも、よくミュージカルの真似をしていた。歌いながら踊りつつ。今ほどしっかり踊ったりはないんですけど、そういうのを「楽しいな」と思ってましたし、SPEEDさんの衝撃がすごくて、「これを踊れたらカッコいいな」と思っていました。ダンスが好きというよりは、歌の表現のひとつとしてダンスもあったらいいなという考えでしたね。
――3曲目のカップリング『JUMP!』では、作詞に初挑戦されていますね。
Ami:もともと「次の曲をどうしようか」という感じで、いろいろデモを集めていた段階でこの曲を聞いたときに、キャッチーなメロディーと爽快感が「いいな」と思っていて。「いつか自分の書いた歌詞を歌ってみたい」という気持ちがあったので、「じゃあ、この気に入ったメロディーのデモから練習がてら歌詞をつけてみよう」と思って、何も考えずにメロディーを聞いて感じたことを歌詞にしてみました。でも、気がついたら、背中を押すような歌詞になっていたので、自分が今伝えたいメッセージが詰まっているのかもしれません。
周りの友達も就職して、仕事がうまくいってる人もいれば、逆に「このままでいいのかな。本当はもっと違うことがやりたいのに」と言ってる人も多くいます。自分はそういう同世代の人たちに向けて、「遅いスタートはないよ」といったことを伝えたいなと思って書きました。
『Lovefool -好きだって言って-』 カーディガンズの名曲をAmiの世界観で表現 |
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