アブなすぎて放送できない!暴露ネタ続出のUst番組

 ジャーナリスト上杉隆氏、一色政春氏(sengoku38)、横粂勝仁議員、ターザン山本氏、谷川貞治氏(K-1プロデューサー)……etc。毎回、なんとも“濃い”ゲストたちを招き、恐らく地上波では絶対に流せないであろう暴露話が飛び交うユーストリーム番組がある。その名も「LIVE WIRE」。「観客と出演者が対話するトークライブ」をテーマに今年4月からスタートした同番組。その収録はライブハウスやクラブに観客を呼び、公開で行っているという。さっそく、収録現場に行ってみた。
 
 この日のトークテーマは「歌舞伎町の裏ネタ」。登壇したのは「月刊実話ナックルズ」編集長の久田将義氏元中日ドラゴンズ・愛甲猛だった。数十名の観客が見守るなか、なんとも“ディープな”トークショーは始まった。

愛甲氏、久田氏、司会の井田さん

右から愛甲氏、久田氏、司会の井田さん


愛甲氏「今は相場も上がったようですけど、少し前に歌舞伎町の中国人に言われたのは『5万円で××の依頼受けるヨ』という。そんな値段の××屋がいたみたいですね」

久田氏「僕も以前、(取材で)とある組織の人から中国人の××屋を紹介してもらいました。で、実際にお会いすると、見た目は普通のサラリーマンのようなのに目がトロ~ンとしていて、『アンタ、なんでそんなこと聞く?』と。すごく恐い人でした」

 序盤からなんともキワドイ話が……。愛甲氏は現役時代のエピソードも披露した。

愛甲氏「キャバクラの店長から『巨人を倒して優勝したらドンペリゴールドを入れてやる』と言われて、優勝したあと、(今も現役選手の)Yとかと一緒に飲みまくりましたね

 さらに久田氏が続く。

久田氏「これは“あくまで”都市伝説ですけどね。歌舞伎町のなかにヤクザマンションがあり、その最上階にはかなり武闘派のエライ人が住んでいまして……。で、ある日エレベーターで若いチンピラと鉢合わせになり、気に入らなかったんでしょうね、下に着くまでに『○○ちゃった』みたいです」

 ちなみにこの『○○』部分、久田氏はUst視聴者に聞こえないようにマイクを離してボソッと喋る……。

 だが収録後半の質問タイムでは、観客からも負けじと「世田谷一家殺人事件は、当時の中国人殺し屋の犯行ですか?」など、ハードな質問が飛ぶ。トーク内容はドンドン過激な色を帯び、あっという間に約3時間の収録が終わった。

◆生観覧で語り合う、“トークバトル”が面白い!

プロデューサーの井田さん

プロデューサーの井田さん。収録現場にて

「このコンテンツを思いついたきっかけは、マイケル・サンデル(ハーバード大学教授)の講義映像を見たときでした。講師と受け手がテーマに沿って対話し、そのなかで議論が進展していく。これを町場のトークショー、しかも『政治』から『裏ネタ』まで、いろんなテーマでやったらおもしろいなと。まあ、今回はほとんどの観客の方が引いちゃっていましたけど(笑)」

 そう話すのは、同番組の司会進行からキャスティングまでをプロデュースする井田英登さんだ。放送後に話を聞いた。

「これまで数十回放送したなかで食いつきがよかったのは、意外にも政治・事件など“固い”テーマの回でした。みんな、意見を言いたくても言う場がないんでしょうね。熱くなった観客同士が議論を始め、それをきっかけに壇上のゲストも乗っかって会場を二分する大激論になったこともあります。『おお、この化学反応はおもしろいな』と思いました」

 ただ、なかにはトーク内容があまりにハードになりすぎ、Ust放送できなかった回もあったという。

(相撲ジャーナリストの)武田賴政さんを招いて、『大相撲八百長問題』を話した回です。事前に打ち合わせをすると、『○○も関与していた』とか『実はあの取り組みも』などヘタすれば裁判沙汰になる内容がどんどん出てきたので、さすがに放送は諦め、会場のみで暴露ネタを満喫しました(笑)」

 そんな同番組を楽しむコツは、視聴もいいがやはり生観覧につきるとのこと。

「今の時代は嫌われたくない一心で普段は気持ちを隠して、ネットでそのモヤモヤを吐き出してる人が多いですが、こういう街場の議論なら身分も職業も関係ありません。だから、ネットと同じで本音を吐いても責任は問われない。気持ちや思考の煮詰まりを吐き出す、“デトックス効果”が得られるんですよ」

 同番組の収録は月に十数回ほど不定期開催される。気になるゲストがいたら、(ときには圧倒されるかもしれないが……)思いきって“トークバトル”を仕掛けに行ってはいかがだろうか。

【LIVE WIRE】
毎月4、5回不定期で放送されるユーストリーム番組。気になる放送スケジュールや過去アーカイブ(久田氏と愛甲氏の出演回も視聴可能)などは、
HP(http://go-livewire.com/)でチェック!

取材・文/秋山純一郎

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