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東西鉄道各社が本気出す! ニコニコ超会議2の“鉄道”が今年も激アツ【最新情報】

ニコニコ超会議2,鉄道特番

ニコニコ超会議号ヘッドーマーク

 4月27、28日の2日間、幕張メッセで開催されるニコニコの超巨大リアルイベント『ニコニコ超会議2』に向け、ニコニコ生放送にて特番放送が行われている。先週の「同人イベント」特番(https://nikkan-spa.jp/382056)につづき、2月11日には、鉄道関連企画の仕掛け人、熱烈な鉄道ファンとして知られるミュージシャンの向谷実氏をゲストに「鉄道」特番が放送された。  昨年のニコニコ超会議では、ブルートレイン『ニコニコ超会議号』(https://nikkan-spa.jp/202463)『485系公開解体買付ショー』(https://nikkan-spa.jp/202351)が大きな注目を集めた。そして今年は、昨年の実績が鉄道関係者にも高く評価され、スケールもさらに大きく、様々な企画が用意されている。特番にて発表された最新情報をお届けする。 ◆24系ブルートレインで行く『ニコニコ超会議号』  昨年にひきつづき、同ルートで運行されることになった超会議号。ルートは同じだが、向谷氏の交渉により、昨年より更に「乗らねばならない!」と思わせる内容となった。主な変更点は2点。「自分たちが乗る列車をじっくり撮りたい」という声に応え、途中下車して記念撮影を約20分行えるようにしたこと、「会社で定時前に帰れず参加を諦めた」という人からの声に応え、発車時刻を19時台にしたことだ。  さらに、『超会議への優先入場券』『解体買付ショーへの参加券』『鉄道縁日で売り切れ必至のアイテムを車内で注文・確保を可能に』といった特典まで付いてくるという。チケットは、2月22日(金)20時から、先着120名限定で発売される。価格は27,800円から。 ◆鉄道縁日  新たな試みとして注目されているのが『鉄道縁日』。鉄道各社がブースを設け、公式グッズやレアアイテムの即売会、制服撮影コーナーなどの企画を用意する。発表済みであった、JR九州、小田急電鉄、京阪電鉄、東京メトロに加え、東武鉄道西武鉄道阪急電鉄京浜急行、そして全国の鉄道グッズを扱うアイテック阪急阪神『きまぐれ鉄道ぶらり旅』、向谷氏の会社『音楽館』の参加が発表された。  放送では、追加発表された京浜急行の担当者が電話出演し、「他の鉄道会社さんとは一風変わったことをしたい。ヘルメットを持って行って作業員になれるコスプレエリアなど」ほか、出演者を仰天させる大胆発言も飛び出し、参加にかける熱い想いがほとばしっていた。  ほかにも、JR九州の「超会議記念SUGOCA発売」、京阪電鉄の「向谷氏作曲『発車メロディ collection』再販(追加新曲入り)」、阪急電鉄の「ヘッドマークなどのオークション」など、各社の最新情報が飛び出した。向谷氏も満面の笑みで「通常グッズ以外の特別グッズが何がくるのか楽しみ。各社が競うように凄い物を持ってくるのでは」と、期待を寄せた。今後の追加発表も注目だ。 ◆新幹線はじめました  昨年にひきつづき、今年も列車の公開解体買い付けが行われる。今年は、200系新幹線とE1系。鉄道ファンでない人も懐かしさでついほしくなってしまいそうな内容だ。ライブ中継で車輌基地と幕張メッセの超鉄道ブースを結び、現地作業員の説明なども交えながら次々に買い付けを行なう。  オークションでは何十万円もしてしまいそうなアイテムも、向谷氏が送料込みの価格を発表し、希望者から抽選で選ばれた人が購入権を獲得できるというシステムなので、安心して参加できそうだ。座席のほか、乗務員室用窓、電流計、トイレ案内板、車号名盤、シェードほか、新幹線の車輌に残っている様々な物が出品される。 ◆鉄道むすめ大集合  全国各地の鉄道会社の制服をフィギュア化した『鉄道むすめ』の原画展。フィギュアの展示、グッズ販売なども行われる。  以上が、昨年からさらにスケールアップした超会議の鉄道関連企画だ。なかでも、関西の鉄道各社も参加を発表した『鉄道縁日』は興味深い。関西を含め、これだけ多くの鉄道会社が動いた理由を、向谷氏は放送後にこう分析した。 「昨年の超会議号、買付ショーを鉄道会社のみなさんも注目してくれていたことが大きいです。また、昨年の総選挙のときにニコニコ生放送で行われた『党首討論』の影響もあったと思います。放送を各社の役員クラスの方も見ていた方が多かったようで、今回の企画について話したときにも、『あれ凄かったよね。他のメディアができないことをニコニコはやるのか』と、ニコニコの企画ということに対して、警戒されずにむしろ面白がってくれていました」  さらに、鉄道各社が超会議に参加するメリットについても、「まず、ニコニコというメディアを評価している。参加することで今日の視聴者2万4千人を含めてプロモーションになる。さらに、旅客収入がこれ以上増えないなか、コンテンツホルダーとして何ができるか考えると、こういったイベントに参加していくことが、前向きに見られる風潮になってきています。阪急さんなどグッズ販売を行う部門にきちんと人員をあてていく会社も増えてきているので、おもしろがって参加してくれたのだと思います」と解説してくれた。 「いい時代になったねー」と放送後の疲れも感じさせず、楽しそうに企画について語っていた向谷氏の姿をみていると、来場者を楽しませる仕掛けを超会議直前まで作りこんでくることを確信させた。今後の追加発表にも注目しよう。 ⇒【昨年の鉄道企画の模様】ブルートレイン乗車レポほか
https://nikkan-spa.jp/202463
◆ニコニコ超会議2(http://www.chokaigi.jp/) <取材・文・撮影/林健太>
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