半裸コスプレで威嚇! 爆笑・全米スポーツファン列伝

https://nikkan-spa.jp/431568
以前ニューヨーク・メッツやトロント・ブルージェイズ、ニューヨーク・ヤンキースに所属したこともあるデイビッド・コーン投手の登板の時には、アイスクリーム・コーンのような長いトンガリ帽子のようなものをかぶったファンたちが見られたし、昨年のアメリカン・リーグ新人王、ロサンゼルス・エンジェルスのマイク・トラウト選手の出る試合では、巨大なトラウト(魚のマス)のぬいぐるみが観客席に現れた。 ◆「チーズ野郎」。敵ファンにバカにされていたのを逆手に取り…… 「チーズヘッド」と言えば、アメリカンフットボールのグリーンベイ・パッカーズのファン。「パッカー」というのは地元ウィスコンシン州名産のチーズ生産者のこと。今やファンたちは、丸いチーズを切った形の大きなかぶりものを身につけ、スタジアムやスポーツバー、自宅のテレビの前でパッカーズを応援するのだが、元々「チーズヘッド」という呼び方は、ライバルチームのファンたちが「チーズ野郎」と嘲りをこめていたもの。しかし、ウィスコンシンの人々が、いつしか誇りと愛情をこめて自身をこう呼ぶようになり、定着した。 ◆過激半裸コスプレで敵を威嚇! アメリカでは大学のスポーツ界にも熱狂的なファンがいる。バスケットボールで、相手チームがフリースローをする時、ゴールの向こう側で観客が大ブーイングなどをして選手の集中を妨げようとするのはよくあることだが、ユタ・ステート大学バスケットボール部のファンの「ワイルド・ビル」ことビル・スプロートさんの妨害ぶりは相当なものだ。 ⇒【動画】「ワイルド・ビル」の大応援 https://nikkan-spa.jp/431568
スプロート氏はユタ・ステート大学1年の時に初めて同大学のバスケットボールの試合を見に行って、相手チームのフリースローの時にふと思いついてシャツを引き裂いて上半身裸になると、これが大ウケ。以来、やみつきになってしまったそうだ。 一説によるとスポーツ・ファンはそうでない人より、孤独感や疎外感に苛まれることが少なく、鬱になりにくいという説もある。程度はあれど、好きなスポーツ選手やチームの応援に「命をかける」ことも、人を幸せにするひとつ道なのかも? <取材・文/NANO編集部> 海外サッカーやメジャーリーグのみならず、自転車やテニス、はたまたマラソン大会まで、国内外のスポーツマーケティングに幅広く精通しているクリエイティブ集団。
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