ライフ

バスの車内で「喧嘩売ってんのか!」トラブル相手の正体が発覚、まさかの“同じ会社”で…

バスはその日の天候や交通渋滞に左右されるので、予定時刻に遅れることも珍しくありません。会社員の町田薫子さん(仮名・35歳)は通勤時間帯のバスの中で、思いもよらない出来事に遭遇した経験があると語ります。 「ある日、バスに乗るなり、大きな怒鳴り声をあげる男性に出くわしました。すると、目が合ったと勘違いした相手に言いがかりをつけられてしまって……」

時間に余裕を持ってバスに乗り込むことに

バス車内

※写真はイメージです。以下同

その日は、初めて会社に出勤するということもあり、早めに家を出たそうです。 「結婚を機に仕事を辞めたのですが、このたび子どもを保育園に預けて働き始めることにして。やっとの思いで就職先を見つけ、初出勤の日は余裕を持って早めにバスに乗り込みました」 バスの到着は少し遅れており、座席がいっぱいだったのでつり革を持って立つことにしたと言います。

大声で不満をぶちまける男性が現れて…

「すると、次のバス停で50代くらいの男性が乗車してきました。彼はすぐに『バスが10分も遅れているじゃないか!』と大声で怒鳴り散らして。静かな車内に響き渡るように何度も舌打ちを繰り返したのです。そのあまりの剣幕に驚いて、私は彼の姿をふと見てしまいました」 そうすると、にらみつけられたと勘違いした相手がグッと近づいてきたのだとか。 「彼は、怒りで血走った目で『何見てんだよ!俺にけんか売ってんのか』とたんかを切りました。私は、どうにかこの場を乗りきろうと『そんなつもりはなかったんです』『気に障ったのなら謝ります』とひたすら相手をなだめて。あまりにも詰め寄ってくるので『誰か助けて』と、いつ声をあげようかと悩んだくらいです」
次のページ
助けてくれた男性の言葉に衝撃
1
2
3
ライター。ゾッとする実録記事を中心に執筆中。カフェでのんびり過ごすことが好き。
記事一覧へ
おすすめ記事
【関連キーワードから記事を探す】