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カラフルな新型iPhoneで注意したい修理のこと

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iPhone 5c

 新型iPhoneは、iPhone 5sが3色、iPhone 5cが5色で展開されているのはご存じのとおり。ゴールドが加わった5sやイエローなどカラフルな5cと、これまでよりもカラバリが増えたことで、従来のようにカバーを付けずに素のままで持ち歩く人が増えているだろう。  電話やメール、アプリと1日に何度も使用するわけだから、どんなに注意していても、ちょっとした気の緩みで大切なiPhoneを傷つけてしまうことはある。その途端に愛情が薄れてしまったりするのだが、傷だけならまだしも動作がおかしくなっては困りもの。そこで今回は、新型iPhoneが初めてのiPhoneという人もいると思い、改めてiPhoneの保証についてまとめてみた。
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iPhone 5s ゴールド

 まずドコモ、au、ソフトバンク、どのキャリアであっても、iPhoneの修理は基本的にアップルが行う。なのでiPhoneに関する保証内容は、どのキャリアでも一緒だ。標準保証では、製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償電話サポートが受けられる。  さらに、購入時に「AppleCare+ for iPhone」(以下AppleCare+)に加入すると、この保証と電話サポートが購入日から2年間に延長される。「AppleCare+」に加入していれば、操作上の不慮の事故に対する修理などのサービスを、1回につき7800円のサービス料で、加入期間(2年間)に最大2回まで受けられる。要するに水没や自損などの修理も、「AppleCare+」に加入していれば、1回につき7800円の自己負担で、2年間で2回まで修理を受けられるというわけだ。 iPhone 5s,iPhone 5c,修理 実はちょっと前までは、自己負担が1回につき4400円だったのだが、9月11日の料金改定で7800円に値上げされた。けっこうな値上げだ。  とはいえ、水没や画面の破損などのリスクを考えると、「AppleCare+」には入ったほうがよさそうだ。素のままで新型iPhoneを使うつもりなら、なおさら。「AppleCare+」の料金は9800円(Apple Storeでは一括、キャリアのショップなどでは24回の分割)だ。
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auスマートパス

 新型iPhoneを販売する3社で違いがあるとすれば、auだけ、月額390円の定額サービス「auスマートパス」会員向けに、修理代金をサポートするサービスを提供していること。9月11日以降にiPhoneを購入し、購入と同時またはそれ以前に「auスマートパス」に加入のユーザーを対象に、最大1万5600円(1回につき最大7800円、2年間で2回まで)分をサポートする(9月10日までにiPhoneを購入した「auスマートパス会員」へのサポートは最大8800円。機種によって金額が異なるので要確認)。要するに、「auスマートパス」に加入していれば、「AppleCare+」の自己負担分の1万5600円(7800円×2回)が実質0円になるというわけだ。「AppleCare+」が値上げされたことに合わせて、「auスマートパス」のサポートも最大8800円から最大1万5600円に引き上げられた。  ドコモ、au、ソフトバンク、料金プランで3社に大きな差は見られない。通信速度は、自分が使うエリアで快適に使えるキャリアであれば問題ないだろう。そうなると、あとは故障などのトラブルの際、どんな対応を受けられるのかで、新型iPhoneのキャリアを選んでみてもいいかもしれない。 <文/日刊SPA!取材班>
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