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『24』の続編が正式決定!でも、ジャック・バウアーの勇姿が観られるのは12時間だけ!?

24 -TWENTY FOUR-

盛り上がらずにはいられない、『24』続編のキービジュアルがコレ!

 2014年も話題の海外ドラマが続々と上陸予定。まず、2014年の海外ドラマの大きなトピックといえば、やはりキーファー・サザーランド演じるタフガイ、ジャック・バウアーの豪快なアクションが炸裂する『24 -TWENTY FOUR-』の復活だ。SPA!の海外ドラマご意見番デーブ・スペクター氏も期待する一人。 「なんといっても話題性はバツグン! 追いかける相手の足をまず撃ってから『待て!』と言う、ジャックのあのハチャメチャな勇姿を早く見たいですね(笑)」  新作のタイトルは『24:Live Another Day』。著書『メイキング・オブ・24 -TWENTY FOUR-』で知られる在米ライター・はせがわいずみ氏によれば、アメリカでの放送はどうやら夏頃になりそうだ。 「ロンドンが舞台で、シーズン8から4年後という設定になるとか。ジャックは逃亡生活を続ける一方で、悪者を追うという展開になるという。そのほかのキャストにはクロエ役のメアリー・リン・ライスカブ、オードリー役のキム・レイヴァーらが決定しています。そして、今回は1日の出来事を全12話で放送するというのが、これまでとは大きく違うところでしょう。でも、電子音のカウントダウンが印象的だった『24』最大のポイントであるリアルタイム演出は健在です」 ◆イギリス発ドラマが台頭。オンデマンド化も加速  どうやら来年は『24』が海外ドラマの“台風の目”となりそうだが「他にも注目すべき作品は多い」とデーブ氏は続ける。 「監督のデヴィッド・フィンチャーが’13年のエミー賞を獲った、ケヴィン・スペイシー主演の政治ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』。政治の世界を舞台にした強烈なパワーゲームを描いた作品ですが、ちょっとエッチな要素もあったりして、大人が見て楽しめるドラマとして最高のクオリティー。ここ5年の中では一番のドラマです。それから、エリザベス女王も観ているというイギリス・ITV製作の歴史ドラマ『ダウントン・アビー』。世界的な大人気のわりに日本ではまだまだ知名度が低いですが、そろそろ話題になってもいいはず。同じくITVのサスペンスミステリー『ブロードチャーチ』もある。ほかにもジェームズ・スペイダーが不気味な主人公を演じる犯罪ドラマの『ブラックリスト』、キレイで強い女性が主人公のスパイスリラー『ハンテッド』もオススメですね」  海外ドラマといえばアメリカ発、がこれまでの主流だったが、デーブ氏がオススメする『ダウントン・アビー』や『ブロードチャーチ』はイギリス産。『ハウス・オブ・カード 野望の階段』も、’90年に放送されたイギリス・BBCのドラマのリメイクで、インターネット配信限定のドラマとしても大きな話題を呼んだ。 「テレビとインターネットがより深く結びついたスマートテレビが普及すれば、2014年はオンデマンドで海外ドラマを楽しむライフスタイルがさらに浸透していくでしょうね。便利になりすぎて、もう家から一歩も出れなくなっちゃいますよ」(デーブ氏)  12/24発売のSPA!に掲載されている『年末年始[海外ドラマ]最強ガイド』では、強烈過ぎるラインナップがほかにも続々登場。2014年に要注目の作品を紹介しつつ、その見どころや裏話もあますとこなく網羅している。年末年始はコタツでゴロ寝などせず、海外ドラマに釘付けだ! <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部> 【デーブ・スペクター氏】 アメリカ・シカゴ出身。ABCプロデューサーとして来日後、コメンテーターとして数多くの番組で活躍。最新のダジャレは「自動車教習所が舞台の『半ドア直樹』とか雀荘が舞台の『リーガル・パイ』が見たいなあ」
週刊SPA!12/31・1/7合併号(12/24発売)

表紙の人/岡田准一

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