FX界に激震「日本人はRSIの使い方をまちがえている」【後編】

「今さらRSIの解説?」。玄人トレーダーはそう思うかもしれない。が、ここで紹介するのはこれまでの常識を覆す“陳満咲杜流RSI”のごく一部。まずは「過熱感を見るためのもの」という誤った常識を捨て、深遠なるRSIの世界を覗いてもらいたい。 ◆日本人が知らなかったRSIの使い方を陳満咲杜氏が大公開!【後編】 ⇒【前編】「日本人はRSIの使い方をまちがえている」はコチラ ◆押し目/戻りをリバーサルで狙え!  一方、RSIが高値を更新しているのに、ローソク足は高値を更新していないリバーサルはベアトレンドが継続するシグナル。俗に「弱気リバーサル」という。逆にRSIが安値を更新しているのに、ローソク足が安値を更新していないのは「強気リバーサル」となる。
RSI

値動きに対してRSIが高値・安値を更新して“先走る”のがリバーサル。“強気”が上昇、“弱気”が下降トレンドの強化サインに

「それを踏まえて、チャートを見てみましょう。(1)の図では値動きが安値を更新しているのに、RSIは更新しないダイバージェンスを発現したあとに、RSIが変動レンジの上限を突破してきています。ダイバージェンスがトレンド転換と強化のどちらを示唆しているかわからなかったが、ここでトレンド転換のサインだったことが判明しました。同時に、ローソク足を見ると、短期の移動平均線の束が長期の移動平均線の束を上抜くゴールデンクロスが起こっています。ここが絶好の買い場です。
RSI

ドル/円1時間足。値動きが安値を更新しているのに、RSIが更新しないダイバージェンスを発現。このダイバージェンスはトレンド転換にも強化のサインにもなるが、その後、RSIがトレンドラインを上方突破してブルトレンドへの転換を明確に示唆した

 一方、(2)ではRSIが安値を更新しているのに、値動きは更新しない“強気リバーサル”が発生しています。それと同時に、短期の移動平均線の束が長期の移動平均線の束に弾かれるように上昇している。これは明確な押し目買いのサイン。RSIにサポ・レジを引いて、ダイバージェンスとリバーサルをチェックする。これだけで、トレードの精度が格段に上がるので試してみてください」
RSI

ドル/円日足チャート。“強気リバーサル”がブルトレンドの継続を示唆した直後、短期移動平均線の束が長期の束に弾かれたのを確認してから買いエントリー。このチャートでは、その前からリバーサルが発生しているが移動平均線を見ることで売買ポイントが明確に

 ちなみに、短期・長期の移動平均線の束は「GMMA」といって、陳氏が日本に広めたトレンド系テクニカルの王様ともいえるツール。そちらについても知りたい人は、陳氏の新刊を要チェック! ●陳氏の『二刀流FX』が発売中 陳氏が提唱する「正しいRSIの使い方」のすべてが記された『~基本にして最強 GMMA+RSI~ 二刀流FX』が絶賛発売中。上記、「RSIの新常識」はもとより、陳氏が日本に広めたトレンド系テクニカルの王様「GMMA」の使い方も詳述。「RSIにボリンジャーバンドを表示させたトレード法」「リバーサルを使った目標価格の算出法」など、超実践的なトレード手法の数々が紹介されているので、要チェック! 【陳 満咲杜】 陳アソシエイツ代表取締役。ラジオNIKKEIの人気アナリストとして活躍する傍ら、「ブルベアFX通信」などを執筆。近著は『二刀流FX』 文/池垣 完(本誌) 図版/アイネット証券提供 ― FX界に激震!RSIの新常識【2】 ―
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