更新日:2018年02月16日 13:19
お金

高金利な海外銀行預金で月収100万円。30代からセミリタイア生活する投資家のオススメ新興国4つ

 右肩上がりの経済成長はとうに終え、低成長時代に突入したニッポン経済。それでもバブルのごとく稼ぎ倒す強者は、少数ながら存在する。彼らは常人と何が違うのか――新型富裕層に秘密のスキームを直撃した! <田中順平さん(仮名・39歳)…月収100万円/新興国預金> もともと起業家だったが会社を売却。30代半ばからはセミリタイア生活に突入し、現在はシンガポールを拠点に世界各地を旅行中。新興国を含む10か国の銀行に口座を持ち、3億円近い資金を分散して預金している

高金利の新興国に預金して利ザヤ生活!

ハーン銀行

超高金利国モンゴルにあるハーン銀行。「一部富裕層の間では10年前から知られていた」と田中さん

 海外には非居住者でも銀行口座を開設できる国があり、口座を持つ富裕層が増えている。 「有名なのはカンボジア。ドル建ての1年定期の金利が6%。プノンペン商業銀行の本店には日本人向けの専用カウンターもあるので英語が苦手な人でも安心です」  と語るのは、新興国の銀行預金で資産を運用する田中順平さんだ。 「ほかにはラオスやモンゴル、アゼルバイジャンも高金利でオススメです。仮に1億円預けた場合、国や銀行にもよりますが税金分を引いても月に40万~100万円の利益が期待できます。5年定期などの長期なら利率がより高いですし、利息が月割で振り込まれるようなプランもあります。現地までの渡航費用は少々割高ですが、それを引いてもお釣りが来るはずです」  銀行に眠っている資産があるなら、少額から始めるのもよさそうだ。
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主な高金利の新興国
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