Wしおり卒業公演に完全密着。SKE48全チームが新体制へ――
4月22日、名古屋の栄にあるSKE48劇場にて、SKE48チームEの千秋楽、そして井口栞里と金子栞の卒業公演が行われた。ここでは、二人の卒業生の今までの活躍と、彼女たちが最後の勇姿を刻んだ卒業公演を振り返る。
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もう一人は金子栞。彼女は4期生としてSKE48に加入。7thシングル「オキドキ」で初選抜。9thシングル以降は選抜を外れることになってしまったが昨年の総選挙では63位でフューチャーガールズに選ばれ、存在を示した。SPA!に止まらず、他メディア、劇場公演でも謎の発言で場を驚愕させるなど、その掴みきれないキャラは“名物キャラ”として人気に。また、メンバーの出口陽に「SKEで一番スタイルがいい」と言わしめ、グラビアでも爪あとを残した。今後はそのスタイルを活かし、モデルという夢を追うという。
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卒業公演は今回も特別仕様のダブルアンコールがあり、当時、井口栞里が同時に研究生に降格することとなった斉藤真木子と内山命と「思い出以上」を、金子栞里が「となりのバナナ」を披露。さらに金子が呼びかけて集まったという旧チームEメンバーで「To be continued」を披露。最後には現チームEメンバーも加わり、歌いきった。
最後のメッセージで井口は「約5年前、SKE48に2期生として入ってKIIとしてスタートしたのに研究生に降格して、そこで諦めようかなと思ったんですけど、応援してくださるファンの皆様のために変わんなきゃいけないなと思いました。まだ恩返しができてないなって思うので、辞めても自分の目標をなくさずに、いつか皆さんに恩返しするので、今は感謝の気持ちと5年間楽しかったですという思いを伝えたいです」と感涙スピーチ。そして金子が「暖かいファンの皆さんや大好きなメンバーが近くにいたら、ちょっとまだここに居たいなとか思っちゃうなって思ったんですけど、卒業を選んだことに後悔はしてないです。これからもどこかで見ててほしいなと思うし、SKEに負けないくらい私も頑張っていこうと思います。これからも精一杯お互い生きましょう」と涙ながら言葉を綴った。
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2人の卒業を含め、この4月で6人がSKE48を巣立っていった。ファンからは卒業生の多さや兼任・移籍の多さが何かと取りざたされ、「もう知ってるSKEじゃなくなる」という悲観的な声も多く聞こえていた。しかし、新チームが本格始動すれば、新時代の到来がさらなる感動を生み出すのだろう。SKE魂を忘れないメンバーたちのさらなる活躍と成長を心から願いたい。
<取材・文/ヤスオ 写真提供/AKS>
まずは井口栞里。2期生としてSKE48に加入し、チームKIIに所属。一時、研究生への降格を経験。当時、SPA!連載では研究生の登場が基本なかったため、SPA!への初登場は「謎解きParts」が始まってからだった。決してメディア露出の多いメンバーではなかったが、公演で存在感を発揮し、その出演総回数は401回(井口栞里ファン調べ)を数えたという。48の原点とされる公演を支え続け、「SKE48研究生公演最強伝説」を作り上げた。また、後輩指導も積極的に行い、未来に繋ぐメンバーを多く育ててきたのも彼女の功績だ。
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