福島の子供たちの被曝が止まらない【後編】 行政の対応を待ちきれず自主的に除染を行う
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◆行政の対応を待ちきれず自主的に除染を行う
9月14日に神戸大学の山内知也教授(放射線エネルギー応用科学)が行った福島市渡利地区の調査によると、測定した10か所中、4か所で2μSv/h(地上50cm)を超える地点があったという。これは南相馬市の子供・妊婦の特定避難勧奨地点指定基準を超える数値だ。また、福島市が除染を行った渡利小学校の通学路雨水枡では、地上1cmの線量で22.6μSv/hを記録した。そのほか、除染された側溝でも地上1cmで5.5μSv/hを記録。
山林で囲まれた渡利地区は、周辺土壌が常に流れ込み、放射能が蓄積されてしまう傾向にあるようだ。

「こどものいえ そらまめ」での自主的除染に至る経緯をスタッフが絵本に。『やっぺ はぁ! 希望の光』の注文は電:024-522-9551(14時以降)、 メールkodomonoie.soramame@lapis.plala.or.jpまで
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『やっぺ はぁ! 希望の光』 「こどものいえ そらまめ」での自主的除染に至る経緯をスタッフが絵本に ![]() |
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