災害発生時も頼りになる「Google Map」。オフラインでも使える
日本は地震頻発国である。これは地理的な宿命で、日本人は常に「地震の恐怖」と隣り合わせだ。だからこそ、日頃の備えが必要不可欠。たとえば我々が普段使っているGoogle Mapは、ネット環境下でこそ100%のパフォーマンスを発揮する。
だから災害発生時にネットが使えなくなった場合は無用の長物に……というわけでは決してない。
Google Mapには、オフラインでも使用できる機能が備わっている。今回の記事では、「災害発生時のGoogle Mapの使い方」ということで筆を進めていきたい。
Google Mapは、予め準備をしておけばオフラインでも十分に活用できる。ここでは筆者のiPhoneを使って説明したい。まずはGoogle Mapのアプリを開き、近所にある適当な施設の名前を入力。とりあえず、静岡中央郵便局を検索してみる。
すると該当の建物の写真が出てくる。同時に、画面右上に「…」のマークが表示されるから、これをタップ。「オフラインマップをダウンロード」という項目が確認できるはずだ。
こうすることで、静岡中央郵便局を中心とした地図をダウンロードできる。
いや、何も静岡中央郵便局の周辺にこだわる必要はない。必要なら静岡県下の地図を丸ごとダウンロードすることも可能だ。
ただしその場合は、容量も大きくなる。とりあえず、自宅から半径十数kmほどをカバーできればいいだろう。
オフライン地図で経路探索を利用することもできる。まったく電波の届かないところにいても、目的地まで道案内をしてくれる。
災害発生時、このオフライン機能は大いに役立つはず。自分の住まいの周囲であれば、オフライン地図の容量は決して大きいものではない。割と簡単にできる備えだから、この記事を読み終わったらすぐにでもやっておこう。
自宅の周辺地図をダウンロード
経路探索もできる!
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