どっちが読みやすい?「紙の書籍 vs 電子書籍」
―[[どっちが得か?]16本勝負]―
音楽は「ネットでダウンロード」が優勢だったが、最近になってアナログの良さが再評価され、レコードの生産・販売数が増えているという。ならばと世の対極にあるものをサラリーマンにお得な目線で比較してみた!
<デジアナ対決編>【読みやすさ】紙の書籍 vs 電子書籍
◆じっくり読みたい派は紙!
保存場所が不要で、好きな場所・好きなデバイスで読める電子書籍。では読みやすさは? ということで、ライフハック系の著書を多く持つ北真也氏に話を聞いた。
「文章のレイアウトやページの構成に工夫を凝らした実用書は、文字のみの電子書籍だと読みづらいですが、小説は紙と同様に文字の世界に没入できます。またスマホの画面で文字を大きめに設定すると、目を上下動させずに文章を読めるので、速読にも向いています」
一方でじっくり向き合いたい本は紙のほうが読みやすいとのこと。
「線を引いたり書き込んだりしながら理解を深められるのは紙の良さ。電子書籍にも同等の機能はあり、抜き書きや検索は便利ですが、パラパラめくる、気軽に戻るという動作がしづらいのが難点です」
<WIN>紙の書籍
じっくり読み、理解を深められる紙の本。「本の重要な部分を視覚的、直感的に把握できて、本棚に収めておくことで気軽に再読できるのも利点です」(北氏)
― [どっちが得か?]16本勝負【12】 ―
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