’14年を賑わせたSKE48メンバーの活躍の裏側【山下ゆかりインタビュー】

 今年もいろいろなことが起こったSKE48だが、実はSPA!が再三取りあげてきた人物が目覚ましい活躍を見せた一年でもあった。その人物というのが山下ゆかりだ。昨年の“ファンへの手紙”に始まり、“ネイマール似のアイドル”などのネタを提供し、さらに11月に行われた「リクエストアワー」(以下、リクアワ)では、彼女の歌う「虫のバラード」が1位を獲得。緩やかに坂を上り始めた彼女に喜びの声を聞くとともに、この一年を振り返ってもらった。

山下ゆかり――あらためて1位おめでとうございます。しかし、まさか山下さんが1位をとるとは。

 みんな1位がゆかりだってわかった瞬間、『マジか』って思いましたよね。その反応にはいい意味と悪い意味と両方あると思うけど、その人の中にゆかりの存在があるからそういう反応があると思うので、それが嬉しいなって思えました。「虫のバラード」(以下、虫バラ)で1位を穫ってからは自信もついたので、マイナスなこともプラスに捉えられるようになった気がしますね。

――確かに昨年話を聞いた時よりは表情が晴れやかになった気がします。

やった。自信がついてきたからですかね。ほんと(笑)

――でも、いままでもリクアワでは山下さんの「虫バラ」はトップ10にいたので、1位の有力候補ではあったように思いますが。

 確かに毎年入ってましたね。それはありがたいことです。でも、1位を穫るのは、人気のメンバーだったり、卒業するメンバーに1位を穫らせてあげようっていう取り組みだったり、そういう流れが今まであったので……。それを覆して1位になれたのは、いろんな意味で周りを驚かせたなと思っていて、『よっしゃー』って思いました。

――選抜入りしたことのない山下さんが1位になったことで、非選抜メンバーにも勇気与えたのかなと思うのですが、この一年、なにがそんなに変わったんですか?

 私、10年計画を自分のなかで立てていて、10年の間に自分が残せるものをSKE48に残していきたいって思ってるんです。中学3年生のときからSKE48にいて、今年3月に高校を卒業しました。もともと高校3年間は勉強の年、卒業してからが勝負だと思ってたんです。夜も働けるようになるし、出演できる番組の幅も広がるから。今年やっと一歩踏み出した感じですね。だから、焦ってる若いメンバーとかまだ大丈夫だよって言ってあげたいです。

――とはいえ実際のところ、焦りはなかったの?

 焦ってました(笑)。去年とかは特に。でも時間はすぎるし、年齢も上がるし、そのなかでも自分が諦めなかったら……。何年経っても花が咲かないこともあるじゃないですか。ゆかりはきっと遅いほうだから、いつしか10年のうちに花を咲かせたいなと思うようになりました。

――話し方もずいぶんとしっかりしたように思います。

そうなんです(笑)

――今年は本当に活躍の場も増えたと思いますがどうでした?

楽しかったですね。今年一年。’15年ももっともっと活躍できるようになりたいです。

――ファンが増えた実感は?

 はじめましてっていう方は増えました。今年はミュージカルもあったし、ネイマールもあったし、興味を持ってもらえるタイミングが多かったんですかね。でもまだまだなので、引き続き応援してもらいたいです。

――確かにミュージカル『AKB49~恋愛禁止条例~』に出演したのは大きかったですね。

 そうですね。あと、(宮澤)佐江さんが座長だったのが大きかったです。佐江さんの考え方、行動力、人柄の良さを一ヶ月身近で見て、私もこういう風になりたいなって思いました。ゆかりも4期でSKE48に入ってから4年間いるわけだし、そろそろ後輩に教えられることは教えてかなきゃいけないなって、ミュージカルが終わってから結構考えるようになりました。

――宮澤さんって、何がそんなにすごいんですか?

 座長だけど、みんなと同じ目線で物事を言ってくれたり聞いてくれたりして。親しみやすいからこそ、お互いに意見し合える雰囲気を作ってくれるんです。そういうところが見ていて、こうなりたいなって思いました。

――山下さんはどちらかというと後輩キャラのイメージでしたが、先輩としての心がけていることはあるんですか。

 まあ基本は“長い物には巻かれろ”精神ですから(笑)。けど、今は後輩が増えてきたので変わらなきゃ、って思うようになりました。先輩後輩の関係だと、舐められるのもダメだからしょうがないとは思うんですけど、どうやら私、後輩から怖いと思われてるみたいで……。昔、私も先輩が怖くて質問ができなかったので気持ちはわかるんですけど、わかんないことは聞いたほうがいいし、自分が先輩の立場になってからは、一応後輩がしゃべりかけやすいように心がけてます。いつでもしゃべりかけてほしいって気持ちはありますよ。

――先ほど、高校卒業後が勝負と言ってましたが、そんなに変わります?

 ゼブラエンジェルにも入りましたし、実際に仕事も増えてきましたね。SKE48の活動に打ち込める時間が増えたから変わったのかな。増えた分、考えすぎちゃうこともあるんですが、悩むのはいいことだと思うのでそういうのも含めてよくなったと思います。

――リクアワで1位という結果も残せましたしね。

 でも、1位になっちゃったから、来年のリクアワが不安ですよね。ずっと1位になりたいと言って頑張ってきたけど、来年はどうしようって。私的には2年連続1位を目指したいし、穫れたら嬉しいなとは思うんですけど、SKE48の全体のファンの方からしたら面白くないよな、とかも考えちゃうんですよね。ただ、順位が下がりすぎて「去年のなんだったの?」って思われるのも嫌で。それは自分が嫌なんじゃなくて、「ゆかり推しどうしたの?」って、ファンの人が言われるのがすごく嫌。「去年で力尽きた」と言われるのは嫌だからどうしようかなって思います。

――次の目標設定が難しいってことですかね?

 ファンの方にも「目標はなに?」みたいに聞かれるんです。ゆかり的には、順位にこだわるとかではなく、いまやってる全国ツアーを通して、「虫バラ」以外にもSKE48のなかでソロ曲を歌わせてもらえる存在になる、っていうのが目標なんです。歌と言えば山下ゆかり、って言われる存在になりたい。ゆかりの歌を聞いて「いいよね」って思ってくれる人が多くなったらいいかなって思います。

――歌唱力で自分を見せていきたいと。

 「虫バラ」のイメージが強いから、もっと明るい曲とかもゆかりが歌ったらこうなるんだよっていうのを見せていけたらいいなと。“楽しく歌う”、目標はそんな感じです。

――ソロイベントとかもやれたらいいですね。

 すごくやりたくいです。私、ギターも練習してるんですけど、上手くなったらスタッフさんにお願いして、劇場でやらせてほしいなって思ってます。

 まだまだ発展途上中。しかし、彼女は確実に階段を登り始めた。10年計画を達成すべく、今後もさらなる高みを目指し成長していってほしい。

<取材・文/ヤスオ>

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