SKE48大矢真那「同期のW松井が頑張ってるから私も個人として認められたい!」――選抜総選挙・速報発表後インタビュー

AKB48 41thシングル選抜総選挙の速報発表が5月20日に行われた。ランクイン圏内となる80位までに27人(SNH48兼任の宮澤佐江を含む)のメンバーが名を連ね、今年も変わらず選挙での強さを見せつけたSKE48。そんなグループで“元祖・選挙の人”(選抜総選挙に強いメンバー)という称号を持つ大矢真那(24)。SKE48の1期生として加入し、いまやグループ内年長者でもある彼女に自分のそしてSKE48の選挙戦について話を聞いた。

大矢真那

大矢真那(24)。’90年11月生まれ、愛知県出身。SKE48チームS所属。ニックネームはまさにゃ。現在3名しかいない1期生のひとり(他は松井珠理奈と松井玲奈)。第2回に24位で初ランクインし、その後、30位、27位、29位、30位と抜群の安定感を誇る

――61位という速報順位を聞いた感想はどうですか。一部では自信を失ったという話も聞いたのですが?

大:はい。確かに自信を失ってしまって。いまも正直に言えば引きずっています。いままでずっとアンダーガールズ(元々は22位~40位のメンバーを表したが、現在は17位~32位のメンバーを表す)に入れていただいていて、60位ぐらいで呼ばれるのが初めてだったので、大丈夫かなって不安になっちゃいました。

――最近の選抜総選挙は全体の票数も多くなって速報ではわからないと言われますが?

大:私、いままで速報からあんまり変わらない人だったんで、やっぱり怖くて。これまでは最終結果が速報と変わらないか、ちょっと上がるかなんです。ただ、4000票以上も私に投票していただけるのは本当に嬉しいし、「ありがとう」って気持ちが第一です。けど、なんて言えばいいんだろう……、悔しいとはちょっと違うんですよ。驚きというか、過去を振り返って40位までの時代だったら圏外だって思ったら……。

――そうですね。第1回と大矢さんが初めてランクインした第2回、そして第3回までは40位までの発表だったので。

大:そこから64位までになって、80位までになって。

――近年は小嶋陽菜さんとかが速報はよくないのに、最終的には選抜入りするのでスロースターターと呼ばれたりもしましたが?

大:それでも不安にはなっちゃうんです。それに小嶋さんと私をくらべるのも違うのかなって。ファンの人も同じようなことを言ってくれるんですけど、自分のなかで「そうですよね」って簡単に割り切れなくて。

――モヤモヤが続いていると。

大:そうです。去年の総選挙から一年を振り返ったとき、自分がどれだけみんなに認められるような活躍したかって考えたら、そうじゃないのかなとも思えて。この順位を真摯に受け止めなきゃいけないとも思いました。速報の順位が上のコって次世代って呼ばれる若いコが増えたと思うんです。グループとして成長してほしいコたちが順位を伸ばした感じがします。そんな状況でも若いメンバーに負けず、踏みとどまっていたいなって思いがあったから、そこはちょっと悔しかったかもしれないけど、順位が低いからっていう悔しさはないです。そういうコたちも出てきたけど、「真那は相変わらず安定してるよね」っていう存在でいたかったから。

――安定して上位にランクインすることに、自負があったんですね。

大:はい。だからこの一年は自分がダメだったって悔しさがありました。目に見える活躍ができなくて、やりきれない悔しさはあります。でも、「ごめんなさい」とは言いたくなくて、自分ではこの一年もSKE48のためにSKE48のことを考えて突っ走ってきたから、それに対して「ごめんなさい」を言ってしまうといままでの日々が全部嘘になってしまいそうで。100%以上でやってきたから「ごめんなさい」は言わないって思ったんですけど、そう思い切れないというか……。ファンの人は「力になれなくてごめんね」と言ってくれるんですけど、そういう「ごめんね」は聞きたくないというか言わせたくなくて。「ごめんなさい」を言うために私は活動してきたわけではないから。

――では、やはり「ありがとう」という言葉に置き換えたいと。

大:はい。これは5回総選挙をやってきてずっとぶれなかったことなので。感謝しなきゃいけないとかでなく、本当にありがたいなって思っています。そのぶんお返しをしたいけど簡単にはできなくて、それがこの一年の結果なのかなって思ってしまったんです。やっぱりファンの方も自分が応援して伸びがあるコのほうが応援しがいがあると思うんです。そう考えると伸びが見せられなかったのかなって。それでもファンのみなさんは優しいから「MCが上手になったね」とか褒めてくれるけど、そういう成長じゃなくて、仕事に繋がる、こういうことをしたからお仕事が増えましたという成長を見せたかったんです。

――自分のなかで評価される部分を作って仕事に繋げたいと。以前は着物の仕事をしたいと話していましたが、それはどうですか?

大:着物もずっとお仕事はしたいって発信していますが、ファッション業界は難しいし、モデルさんがやりたいならSKE48やめないとできないよって話もあったんです。でも私にはSKE48をやめたいという気持ちはないから……。

――天秤にかけることではないと。

大:そうですね。でもここに居ながらやれることは全部やりたいと思ってます。
どんな状況でも大矢真那さんを使いたいって思ってもらえるように、私自身ならなきゃいけないなって思うんですが、なかなかうまくいかないですね。

――そういう部分での歯がゆさがあるんですね。

大:はい

――選抜を目指すという目標を掲げていますが、それは速報を見ても揺らがなかった?

大:揺らがなかったです。「あと何人抜けば16位になれるかな」っていうのを考えて、遠い道のりだなとは思ったけど目標を下げようとは一切思わなくて。「速報がこの順位で選抜目指すの?」って、誰かに言われても選抜を目指したいです。

――では、選挙全体をSKE48の一員としてどう思いました。

大:若いコが伸びてくれたのが嬉しいです。なかでも(古畑)奈和ちゃんが伸びたのは、彼女の握手会とかを見ていて私にはできない魅力的な握手をしていたし、兼任で頑張ってきたことも評価されてこの位置にいるんだなって思えたのでよかったなって。奈和ちゃん自身、兼任が解除されて悩んでいると思うけど、速報でその位置に入れたのはすごいし、もっと自信をもってSKE48を引っ張っていきたいって思ってほしいな。彼女はまだちょっと先輩に遠慮しちゃうから。(北川)綾巴とかも、テレビで目立てなくて「遠慮しちゃいました」って言ってたことがありました。それが須田(亜香里)ちゃんとかなら前に出ようとしただろうし、だから綾巴にも「もっとガツガツいってもいいよ」って話もしたし、若いコは伸びたけど、伸びるなら選抜に食い込むくらいの活躍をしてほしいなって思いました。去年ははるちゃん(二村春香)とかが速報で選抜圏内に入って話題になったけど、今年はSKE48の若手からは新しく谷真理佳ちゃんが速報では入っただけで、もっとそこに入る人がいてほしかったと思う気持ちもありました。

――若手が伸びていることに関しては素直に嬉しいと。

大:そうですね。卒業生もいっぱい出て、どうなるのかなって思ったけど、そのぶん6期生のコが一気にランクインして、SKE48はまだ大丈夫だって思いました。ファンの方も「卒業して推しメンがいなくなったし、どうしよう」って言う人もいるけど、なんだかんだ握手会で普通に見かけるので。「卒業したコも好きだったけど、みんなSKE48が好きだからいまも来てくれるんだな」って思うとうれしいです。一時はSKE48も箱推しがなくなったのかなって思った時期もあったけどそんなことはなかったです(笑)。

――ちなみに玲奈さんが不出馬を表明しました。同じ1期生としてどう思いました。

大:揺らぎました。自分にも当てはまる理由もあったから。でも玲奈は松井玲奈という自分のポジションがあるなかでの不出馬で、もし私が不出馬だとしても玲奈とは全然違うなって思って。私は48グループにいるからには自分は出ないとダメだと思って喝を入れたし、迷ったけどちょっとだけです。玲奈の不出馬を聞いた直後はすごい悩みましたけど。だって同期で出るのってもう珠理奈だけなんですよ。心細いっていうのもありました。みんなが同期で頑張ろうってなるなか、珠理奈はもう違う戦いをしなきゃいけないからそれを言い合える仲間がいないんだなって。

――同期を見て自分のポジションの確立をしなきゃならないって思うんですね。

大:はい。ふたりがあんなに頑張ってるので、「私も一個人としてやっていけないと」ってずっと思ってました。

――開票日までわずか。いま伝えたいことはありますか?

大:伝えたいことがこんがりすぎて本番までまとまらないと思います。毎年、圏外だったらどうしようって思いはあったんですが、今年はそれが一気に強くなったというか。でも私は選抜を目指しているから、その景色をファンの方と一緒に絶対見たいなって思っています。過去も含め、いままで私のことを応援してくれてた方、メンバーの卒業があって寂しくてどうしたらいいかわからないときも「大丈夫だよ」って言って一緒に歩いてきてくれたファンのみなさまと。

――掲げた目標には真摯に向き合うと。

大:まだ、楽しみ~♪みたいに軽くは言えないけど、ファンのみなさまと見る景色を楽しみにして最後までそこはぶらさずにいたいと思います

 選抜総選挙も7回目。その2回目より安定してアンダーガールズにランクインしてきた大矢真那。現在、24歳とアイドルとしては上の年齢になってしまった彼女だが、新たな結果を残すことでアイドルのさらなる可能性を見せてくれるのかもしれない。彼女の選挙戦からもまた目が離せなそうだ。

取材・文/日刊SPA!編集部 撮影/青山裕企 ヘア&メイク/鬼頭正人 スタイリング/池田めぐみ(kind) 衣装協力/GRL(http://www.grail.bz/

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