本当に存在する「セックスで女性に奉仕するボランティア」
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世の中には本当に“セックスで女性に奉仕するボランティア”が存在する。性人類学者キム・ミョンガン氏の主宰する「せい奉仕隊」だ。
「相談に来る女性の7割は、セックスレスに悩む40代~閉経前後の既婚女性。皆さん『このまま女として終わりたくない』と切実な顔で来られます。夫との関係、オーガズムや出産の経験、好みのタイプなどをヒアリングし、登録している男性隊員の中から私がマッチングします。何度かお茶をして女性が気に入ったら、ホテルへ行ってもらうという流れです」
男性隊員は現在18人で、採用は人柄、学歴、経験人数などから総合的に判断される。かつては大学教授、弁護士、機動隊員などもいたという。一見、羨ましい仕事だが、「セックステクだけでなく、女性の抱える悩みを聞き、受け止め、癒やすことができる器量を持った、人生経験豊富な40代以上の男性がほとんど。高齢の方、容姿のよくない方、ときに心身に障害のある方も来るので、単なるスケベ目的の20~30代男性には務まりません」と採用条件は厳しい。2~3回クレームがついたり、1年間誰からも指名がなかったらやめてもらうそうで、今いる隊員はリピーターの多い優秀な男性ばかりだとか。
既婚女性に婚外セックスを提供する活動のため、「不倫の奨励ではないか」「売春の斡旋だ」などの批判も多いが、キム氏は気にしない。
「よくある『夫婦でよく話し合いましょう』『雰囲気づくりをしましょう』といったアドバイスはまったくの無意味。皆さんそんな努力はとっくにしているけど夫に相手にされず、婦人科や精神科に通うほど何十年も悩んで、思い詰めて最後にうちに来るんです。男性には風俗があるが、女性は性規範や倫理観が邪魔をして浮気できない人が多い。そんな方に、スポーツクラブのようにセックスできる相手を紹介することの、いったい何がいけないんですか?」
実際、「せい奉仕隊」を利用したことが原因で不倫に走り、離婚した女性は今までいないという。
「むしろ、夫や子供に愛情があるからこそ、“離婚しない”ためにうちを利用する方が多い。『外で性的に満たされて、家庭内で明るく振る舞えるようになった』とか、『自分とセックスしてくれる男性がいると思うだけで安心できるようになった』と、登録するだけで実際には利用しない方もいます」
ただ、10年前の全盛期は日に3~4人いた相談者も、悪評の影響か現在は月に4~5人に減少。今いる隊員でまかなえるので、現在は新規募集はしていないそうだ。
【キム・ミョンガン氏】
’50年、神戸市生まれ。性人類学者。セックスレスや高齢処女などに悩む女性たちにボランティアでセックスを行う「せい奉仕隊」を結成し、賛否が分かれている
※写真はイメージです
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