【職場ストレス】を消す!
「職場でどんなことにストレスを感じるのか?」と、30代のサラリーマン100人に聞いたところ、以下のようなランキングになった。
週刊SPA!12月6日発売号では「【職場のストレス】を消し去る技術」について紹介している。ぜひ、参考にしてほしい。
文/犬飼孝司(本誌) イラスト/テラムラリョウ
1位 給料に満足できない
2位 会社(上層部)の方針に疑問
3位 上司とウマが合わない
4位 仕事量が多すぎる
5位 働かない同僚にイラッとくる
6位 職場の空気がギスギスしている
7位 部下、後輩が仕事をできない
8位 社内行事が面倒
9位 孤独感を覚えている
10位 上司の指示が不的確
「終わらない仕事に安い給料――ああ、もうイヤだ!」という嘆きがある一方、大多数を占めたのは人間関係がうまくいかないことによるストレスだった。「上司とウマが合わない」「職場の空気がギスギスしている」「孤独感を覚えている」など、改めて職場環境の大切さが身にしみる結果だろう。
給料や仕事量をすぐに改善することは難しいが、人間関係はどうにかなるのではないか? 組織感情マネジメントを行うジェイフィール代表取締役の高橋克徳氏は「助け合い、関わり合いの環境は現場からの働きかけでつくれる」と断言する。
「とくに30代の置かれた状況は深刻です。上からは成果を出せと迫られ、下は叱ると落ち込む傷付きやすい世代。頼りとなる同世代の就職氷河期世代は、もともと入社人数が少なく、重い責任のなかで仕事量が増し、それぞれが苦しんでいる。その結果、真面目で責任感の強い人ほど、『自分だけでどうにかしなければ』と仕事を抱え込み、孤立化してしまうんです」
では、どうすればいいのか?
「個人主義から関係主義へと変わっていくことです。助け合えない、関わり合えない職場をお互いが知恵を出し合える雰囲気にすること。毎朝3分だけ必ず各々の状況を報告し合う。1週間に1時間、課内で困りごとを話し合う。大切なのは、強制的にみんなが手を休める時間をつくることです」
「たったそれだけ?」と言うなかれ。某IT企業では、職場の扉に「今日の気分のシール」を貼るボードを置いただけで、職場環境が改善する効果があったという。ほかにも
『週刊SPA!12/13号(12/6発売)』 表紙の人/南明奈 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ