メタボ解消ワークをK-1トレーナーが教えます
『細マッチョ肉体改造法』(講談社)を上梓したフィジカルトレーナーの古家政吉さんだ。
古家さんはK-1王者3人=京太郎(第2代K-1ヘビー級世界王者)、長島☆自演乙☆雄一郎(K-1 WORLD MAX 2010 -70kg級日本王者)、久保優太(K-1 WORLD MAX 2011 -63kg級日本王者)の肉体を育てたトレーナーとしても知られる。
古家さんの提唱する壁を使った「ウォールストレッチ」のワークなら、普段まったく運動をしない人でも効果的に消費カロリーを増やしながらお腹を凹ませられるという。
ワークはいたって簡単。ベッド上などの壁が大きく使えるスペースで、寝ながら足を壁沿いに垂直に上げて重力を利用しながら開脚し、その状態で腹筋するだけ(写真参照)。腹筋はスピーディーに20回×4セット(セット間のインターバル1分)。
1.壁を利用して足をできるだけ垂直に上げる
【拡大画像】⇒https://nikkan-spa.jp/105048/0001a
2.両足を広げられるところまで広げる
【拡大画像】⇒https://nikkan-spa.jp/105048/0002b
3.その状態で腹筋を20回×4セット
【拡大画像】⇒https://nikkan-spa.jp/105048/0003c
インターバル込みでも10分以内で終わるワークだが、これを週2回(中2、3日あける)やれば、
●開脚することで股関節まわりの血流がよくなり、可動域が広がることで代謝(消費カロリー)アップ。
●きついと思うくらいのペースで腹筋を行うことで、筋肉を太くし、体脂肪を分解する働きのある成長ホルモンの分泌(翌日の筋肉痛が分泌のシグナル)を促す。
の2点が実現できる。もし腹筋ワークが楽勝であれば、水を入れたペットボトルを首の後ろで持つなどして負荷を上げてみよう。「筋肉は何もしないと20代以降、年々衰えていくもので、筋肉量減少による基礎代謝の減少が中年太りの要因。食事制限でそれに対応するよりも、簡単なワークを習慣にして、食べても太らなかった若いころの身体の状態を維持するほうが、見た目もいいし有意義なはず」と古家さん。
最近はやりの筋トレだが、これならどんなモノグサでもトライできそう! 忘年会ながれで女の子をお持ち帰りできちゃった時だって、こうして鍛えたお腹なら安心できそうだ。
取材・文/日刊SPA!取材班
楽しい忘年会シーズンまっさかり! そこで、メタボ気味の人に朗報!! なんと「食事制限なしでも簡単なワークをするだけで、肥満は防止できる」秘術を教えてくれる凄腕トレーナーがいるという。
『細マッチョ肉体改造法』 チャンピオンを作った短時間の頭脳派メソッド |
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