彼女へのプレゼントに「現金」はアリかナシか?
プレゼントにありったけの思いを込めてもカラ回り。カネをかけても、うっかりしたものをあげれば、気が利かない、センスのない男の烙印すら押されかねない。ならば、実用品ならムダにはならないだろうというのは男の発想だ。
「引っ越しをして自分でお金をはたいて高級な掃除機を買った直後に数千円の安っすい掃除機をもらった。『もう買ったんだよね』とも言えず、自分で買った掃除機を返品……」(32歳・マスコミ)と、そもそも家電にも好みはある。
「クリスマスに石油ファンヒーターをプレゼントされたときはイラッとした。確かに『コタツだけで、寒い』と言ったが、ほかに何かあるだろう!」(34歳・メーカー)、「彼氏から誕生日にツボ押しのマッサージグッズ。値段ではなく、気持ちがない!」(33歳・流通)というように、必要なものだからといって満たされてはくれない。
「彼氏からのプレゼントは加湿器だったが、『サンタより』と書かれていてほっこり」(37歳・建設)、
「ホワイトデーのお返しに頂いた、イニシャルが刺繍されたハンカチ。イニシャル入りだと少しだけ特別な感じもするし、気を使ってくれたのも伝わった」(36歳・介護)なんていう意見があるように、気持ち“も”大事なのだ。
が、かといって、彼女のことを慮り、「お腹回りに脂肪がついてきたとき、彼氏からダイエット用品のプレゼント」(32歳・販売)をしたとしても、「大きなお世話」となじられるのが関の山。
彼女が常々、胸の小ささを気にしていたとしても、「ヌーブラや豆乳クッキー、マッサージクリームなど豊胸グッズ一式をプレゼント」(28歳・金融)しようものなら、「『俺は気にしない』って言ってたのはウソなの!?」と、円満な関係も壊す可能性だってある。
ではいっそ、女性自身が欲しいものを選べばいいと思うだろうが、ここにも地雷がある。
「たまたま通りかかったユニクロで、『誕生日だよね。ここで1万円分、好きなもの買っていいよ』と言われた」(25歳・団体職員)女性が、銀座の往来でキレた理由が、ユニクロにあったのか? あるいは、男の投げやりさにあったのかはわからない。
が、「忙しくて買いに行く時間もないのかもしれないが、誕生日に『それで』って現金を渡されても不愉快なだけ!」(38歳・主婦)、「『好きに選んで』と投げやりに言われて大喧嘩した」(23歳・学生)なんて意見が多かったことは覚えておきたいポイントだ。
「300万円入金されている通帳を渡された。私はお金で買えるペットじゃない!」(33歳・商社)というのは、男の側によこしまな気持ちがあっただろう。が、「不倫をしていたとき、『若いコの欲しいものがわからないから』と現金5万円を裸で渡され虚しくなった。やっぱ奥さんが大事なんだって」(26歳・事務)なんてのは、男性に他意はなかったようにも思える。
とかく、女性は贈られた品だけではなく、そこに込められた思いを読み解こうとする。ラテン語のことわざに、「愚か者は贈り物を見るが、賢い者は贈った人の意図を見る」というのがあるらしいが……。あまり深読みせずに、素直に受け取ってはもらえないものだろうかねえ。
― [男を劇的に下げたプレゼント]大全【4】 ―
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