“レッスルマニア3”ホーガン政権ピーク――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第65回
ブッチ・リード対ココ・B・ウェアのシングルマッチ(第8試合)はリードがフォール勝ち。“マッチョマン”ランディ・サベージ対リッキー“ザ・ドラゴン”スティムボートのインターコンチネンタル選手権(第9試合)は、スティムボートが王座奪取に成功した。
新顔のホンキートンク・マンはジェーク“ザ・スネーク”ロバーツにフォール勝ちを収め(第10試合)、アイアン・シーク&ニコライ・ボルコフの“反米コンビ”はキラー・ビーズ(ブライアン・ブレアー&ジム・ブランゼル)に反則勝ち(第11試合)。
メインイベントのハルク・ホーガン対アンドレ・ザ・ジャイアントのシングルマッチは、ホーガンが十八番レッグドロップからフォール勝ちをスコア。試合時間は12分1秒。中盤戦、アンドレがホーガンをベアハッグにとらえたシーンは“4分35秒”もつづいたが、この試合をリアルタイムで目撃したファンのほとんどは、ホーガンがアンドレをボディースラムでキャンバスにたたきつけたワンシーンだけを“名場面”として記憶している。
“大巨人”アンドレの無敗神話に終止符を打ったことで、第1次ホーガン政権はこの試合でひとつのピークを迎えたのだった。(つづく)
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文/斎藤文彦 イラスト/おはつ
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