更新日:2016年10月14日 18:55
ライフ

30代キャンプ好きおっさんの野外マウンティング。使うグッズで見える自己顕示欲が“痛い”

寝床編~浮遊するテントで悦に入る

snowpeakオンラインストアページ(https://store.snowpeak.co.jp/page/483)より

 料理と同じく、キャンプの大きな醍醐味になっているのがテント泊。友人たちと大きなテントの中で川の字になって寝るのは、秘密基地にいるようで高揚感に包まれるもの。しかし、キャンプに取り憑かれたおっさんたちは、山と対峙できる喜びを噛みしめたいがために群れることをしない。 「“スノーピーク”という、あのAppleも視察に訪れたこともあるというキャンパー憧れのブランドがあるんですが、スペックの良さからもそう簡単には手を出せない価格帯。ですが、同僚に全てそのスノーピークで揃えている奴がいます。もちろんテントもそうで、浮遊するように作られているソロキャンプ用のものを持ってきていたのですが、なんと値段は15万円。『よくそんなカネあるな』と何気なく言ったら『俺は“スノーピーカー”だから。なんでもこだわるのが好きなんだよね』と言って、揺られながら眠りに落ちていきました」(31歳・広告)  キャンプにハマることには何の異論も持たないが“所有する喜び”“使う喜び”を追い求めすぎて、どこでもマウンティングしてしまう者たちにはあきれてしまう者も少なくないだろう。 <取材・文/日刊SPA!編集部>
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