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被災地のボランティアでやってはいけないことは?――「熊本地震」の災害支援ボランティア募集が開始



東日本大震災

東日本大震災における災害派遣活動より(※陸上自衛隊HPから)

 被災地では個人でもボランティアとして活動できるが、地震の発生直後は、余震も続き、現地の情報も混乱してしまう。初心者は地元の社会福祉協議会が開設するボランティアセンターに登録して、活動することが望ましいようだ。

 被災者のプライバシーに配慮し、とにかく今は自分が役に立ちたいというエゴを抑え、心に寄り添っていくことが大切だ。

「被災された方というのは、死別した人の葬儀もできないまま避難所で過ごし、そのまま仮設に入居するといった感じで、死と向き合う時間やそれを分かち合うことができないままの状態であることが多いので、ボランティアはしっかりその声に耳を傾けることが大切です。震災から時間が経つにつれて、ボランティア側に達成感のある活動から、なかなかそれが感じづらい目に見えにくい活動が増えますが、何かしよう、何かしたいと思うよりもまずは被災された方と同じ時間を被災地で過ごすことそれだけを大切にしてほしいですね」

 そして忘れてはならないのが、今後のハード面以外での支援活動だ。

「復興期に入っていくと、仮設住宅などがどこまで設置されるかわかりませんが、傾聴などのグリーフケアや心のケアが中心になってくるため、むしろそこからがボランティアとしての役割は大きいと感じます」

<取材・文/北村篤裕>

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