【注目ポイント】イメージを一新させる個性的なキャストたち 　3度目の公演ともなれば一度は観たことがあるというファンも増え、ストーリーの展開もわかっているということもあるだろう。だが、キャストが変わることでこれほどまでに変化するのかと驚かされた。 　ヒロインを演じた江籠裕奈は「寛子は内に秘めている思いが強いコだと思う。自分に似てるなって感じる部分が多いので、そこは寛子になりきれてるんじゃないかなって思います」と囲み取材で語った。その言葉を示すように圧倒的なヒロイン感で舞台に花を添える。 　岡部愛を演じた佐藤すみれも抜群の演技力で、主人公とライバル関係にある難しい役どころを務めている。また、今回から岡部は服装を一新。また違った見え方をしていた。 　この他にも、木本花音がヤンキー風のキャラ、大矢真那が呪いを得意とする奇天烈なキャラ、福士奈央と北野瑠華のヲタクからシマウマまでさまざまなキャラの演じ分けなど新鮮な目線で見える場面が随所に散りばめられていた。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1096859