ほかにも扱っている寿司ネタで判断することも可能とか。 「まずはネタの種類が豊富な店のほうがいいですね。お客さんの選択肢が増えるからだけでなく、多くのネタを扱えるのは仕入れ、仕込み、保存、提供などにいたるまで、それらに対応する力が優れている店の証し。ロスを出さないだけの入客が常にある人気店ということです。また、印刷された定番メニュー以外に、その日のおすすめネタなどを手書きで店頭や店内に掲示している店は、常に定番以外の旬ネタも仕入れて対応している良店です」（柳生氏） 　しかし、初めて行く店の情報は入ってみないとわからないことも多い。事前に判断するにはどうすればいいのだろうか？ 「お店のホームページでメニューを確認しましょう。あとはお店に行って、どの程度お客さんが入っているかで決めてもいいと思います。混んでいる店ならお客の回転率は当然高く、それだけ寿司ネタも早く消費される。すなわち、常に鮮度のいいネタを使用しているとの裏付けにもなります」（安藤氏） 【柳生九兵衛氏】 B級グルメ探究家。「味はA級、値段はB級、満足感は超A級！」がモットーの『TVチャンピオン B級グルメ王選手権』王者。なかでも特に愛してやまないのが回転寿司。著書に『達人直伝　回転寿司のさ・すし・せ・そ』（エクスナレッジ）など 【安藤なつ氏】 メイプル超合金。コンビではツッコミを担当し、その風貌から“女芸人界のマツコ・デラックス”の異名を持つ。女優としても活躍する一方、昨年のM-1グランプリでは悲願の決勝進出を果たした。「趣味は回転寿司巡り」と語る今年ブレイクが期待されている芸人のひとり ― ひと味違う！マニアが通う回転寿司 ―