各国のサイバー戦力を採点【日本編】

官公庁や企業がウイルスに感染し、情報などが抜き取られるサイバー攻撃が相次いでいる。しかし、サイバー空間での覇権争いはすでに始まっているのだ。

ここでは各国のサイバー戦力をリポートする!

そして……日本は?
ヤバい! 主要国中、攻守ともに最弱
自衛隊指揮通信システム隊(約160人)が担当。’12年3月、同隊の隷下にサイバー空間防衛隊が新設される予定。自衛隊の基幹ネットワークはインターネットには接続されていないクローズドな専用回線だが、保全は限定的で、脆弱性が指摘されている。サイバー攻撃の能力は皆無といってよく、防衛もやっと研究を始めたレベルで、主要国のなかでは非常に遅れている。政府機関や防衛企業へのサイバー攻撃に対しては、基本的には犯罪対策として警察庁のサイバーフォースセンターと生活安全局情報技術犯罪対策課が統括。警視庁生活安全部サイバー犯罪対策課や各県警本部のサイバー犯罪対策室が捜査を行う。各省庁にまたがるサイバー防衛に関しては、内閣官房の情報セキュリティセンターが調整をする。いずれにせよ、ほぼ無防備なままで政府機関も主要インフラもネットワークでリンクされている日本は、世界でもっとも弱い

取材・文/藤堂正臣 奥窪優木 図/熊野友紀子 写真/AFP=時事

― サイバー戦争に日本は敗北まっしぐら【11】 ―

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