「寿司屋で最初に何を食べる?」論争に終止符!? ひろゆきの回答は…
― ひろゆきのネット炎上観察記 ―
【育ちの良さまで見える? 最初の寿司ネタ議論勃発】
寿司屋を訪れた際、最初に何を食べるのか? ネット上で巻き起こる議論に注目が集まっている。ネット上では、「通は玉子から」「白身から頼むのがマナー」など自らのこだわりを主張する声が多く、「食べる順番で育ちが分かる」という意見も。寿司屋の意見は「お客さまの自由」が多いが、その前置きのうえで「味の薄いネタから食べてほしい」との意見もあった
世界中においしいと言われている寿司屋はありますけど、日本のように冷凍じゃなく鮮度の高い魚が多種出てくる国というのは知らなかったりする、海外在住の寿司好きなひろゆきです。そもそも生の魚介類を食べる習慣がある国って、イタリア近辺ぐらいでしかないですしね。。。そんなわけで海外で寿司というと、生魚を食べる料理というよりカリフォルニアロールとかみたいに、ご飯にアボカドとか天ぷらとかさまざまなモノを混ぜて、醤油をたっぷりつけて食べる料理という感じが多かったりします。そもそもマグロとサーモンとイカぐらいしか素材がないですし、貝類なんかもまず見当たらないです。
ということで、「寿司を食べる順番で『育ちが分かる』」と言われるスレッドが話題のようでして、なにやらいろいろな意見が飛び交っているようです。
例えば、玉子から食べて卵焼きの出汁の味で店の総合力を見るみたいな嘘豆知識ですね。昔ならまだしも、最近の卵焼きがすげーおいしい店とかって既製品の卵焼きを使っていたりする店もあるんですよね。
「マグロから食うなんて寿司屋のオヤジに怒られるぞ」とかも、マグロは時期によって原価が高くて、出せば出すほど赤字だけどマグロなしの寿司屋ってのも微妙だし高くするわけにもいかないってことで、あんまり頼まれると困る食材だったりすることもあるそうです。「白身から頼むのがマナー」ってな意見は、お寿司屋さん曰く「正直に言えばイカや白身魚といった味の薄いネタから食べてほしい」ってことなんだそうです。
ちなみに、ヒカリモノは鮮度が大事なのと仕込みが重要であることから、切って出せばいいってモノじゃないのでお店の実力がわかるとか言われていますよね。
一番大事なのは鮮度なのに古い知識から広がる嘘豆知識
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西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』
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