女の質問「趣味は?」への正しい返答
「好きになったコがタイプだよ」とベタなことを言えば「狙いすぎ」。かといって、女からの質問にバカ正直に答えたら「全然わかってない」。たった一言で男の評価が決まってしまうなんて理不尽な気もするが、厳しい女の判定をかいくぐり、万人にウケるモテ名言はないのか? よくある女の質問に対するモテ返答を、男女のホンネ満載のマンガ『アラサーちゃん』が話題の峰なゆか氏に聞いた。
まず困るのが、「趣味は?」。単純なようでいて無趣味人間を悩ませる。
「散歩や日帰り温泉なら、文化系女子にもアウトドア系女子にもアピールできるし、何よりお金がかからない。とにかく男の“カネのかかる趣味”は評判が悪いですから。日帰りでドライブして温泉に行こうか、という話にも展開できるオイシイ趣味ですよ」
「最近、料理を始めたんだけど、どうしたらうまくなれるかな?」と女のコの家庭的アピールの場に転化する小ワザも有効。
続いて、センスが問われる映画やマンガの話はどうだろう。
「知らない作品を延々語られても苦痛ですから、最新作や小難しい作品を答えるくらいなら定番のジブリで十分。なかでも『風の谷のナウシカ』や『もののけ姫』のような硬派なものにしておけば問題なし。マンガの場合、ジャンプ系は幼い印象を与えるので、モーニング系やスピリッツ系のなかでも映像化された知名度の高いもの。かつ『カイジ』のような、非日常的な設定の作品でしょうか。ヒット作でも、『モテキ』のような恋愛系はダメ! 主人公に女々しく感情移入していると思われて逆効果です」
「好きな食べ物は?」には「意外と甘いものが好きなんだ」と答えるのがオススメ。
「『男ひとりじゃお店に入りづらいんだよね』とデートに誘うのは、少女マンガにもよくある鉄板セリフ。甘いものが好きな男性は、食事のときにデザートまで気にしてくれそうな印象を与えるし、好感度が高いですよ!」
【峰なゆか氏】
AV女優からライターに転身。発売中の『アラサーちゃん』(メディアファクトリー)での男女の観察眼が好評を博している。現在、小誌で『アラサーちゃん』を連載中
取材・文/朝井麻由美
― 女が判定![男のモテ名言]テンプレ集【1】 ―
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