炎上ですぐ放送中止になる日本のテレビ番組。でも、外国の悪趣味な番組を日本で流しても静観される謎
って考えると、「観ている人が少ないし影響も少ないから、うちは狂ったことをします!」みたいな突き抜けたところが日本のテレビ局から出てくると面白いと思うんですけど、なかなか難しいんでしょうねぇ。。。とはいえ、この企画がトラブルを起こしてまで続けるほど面白いものなのか?って考えると、そんなにでもない気がするんですよね。探してる側も見えなければ、探されてる側が困ってる感じも出てないですし。。。
※1 MTV
音楽を中心に若者向けのコンテンツを配信するアメリカのケーブルテレビのチャンネル。日本でも放送されており、本部はニューヨークとロンドンに置かれている
※2 『ジャッカス』
’00年から’02年にかけ、アメリカで大人が本気でいたずらをする趣旨で制作されていた番組。その内容は、街中の噴水でカヤックに乗る、屎尿処理槽へのダイブ、ショットガンで放たれたゴム弾に撃たれるなどなど危険なものも多いが、そのリアクションに注目が集まり人気に。その他にも街頭でのドッキリ企画なども行われていた
※3 番組の企画
『水曜日のダウンタウン』内で行われた、「クロちゃん、どこかに閉じ込められてもTwitterさえあれば助けてもらえる説」という企画。その内容は文字通りで、閉じ込められていた人気お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃん自身が居場所を知らなかった
【西村博之】
39歳。元ニコニコ&2ちゃんねるの管理人で、’15年に米国の掲示板サイト『4chan』の管理人に就任。基本フランス在住、たまに日本、ときどき他国。「久しぶりにアメリカに来ているんですけど、フランスや日本と違っていろいろと大ざっぱな国で相変わらずだなぁと実感したせいか、メールの返信とかも遅くなる昨今です」
撮影/根田拓也
※「ひろゆきのネット炎上観察記」は週刊SPA!にて好評連載中西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』
『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』 仕事やプライベートで言葉に困ったとき…ひろゆきなら、こう言う! 50のシチュエーション別に超具体的な「言い換え術」を伝授。 |
『ざんねんなインターネット』 日本のインターネット上で起こる様々な炎上事件や犯罪行為をどう見てきたのか? 満を持して出す、本気の「インターネット批評本」! |
『僕が親ならこう育てるね』 2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏の新刊は“教育&子育て論” ※本の著者印税は、児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられます。 |
1
2
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ