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“裸の美人写真家”ヨシダナギ「私がアフリカの裸族と同じ格好をするのは、シンデレラのコスプレするのと同義」

カメラは重たいから嫌なんです(笑)

 カメラマンとしての彼女のこだわりについて尋ねてみると、意外な答えが。 「まったくの独学だし、そんなに勉強もしてないし、カメラはいまだに好きじゃないです。重たくて嫌(笑)。フォトグラファーという仕事もアフリカ人にもらったようなもので、テレビに出てなかったらただの“アフリカの追っかけ女”なんですよ(笑)。だから『写真がヘタクソ』とか『絞りが甘い』とか批判されても全然気にならないんです。裸になったことも、もともとは私が好きでリスペクトしているアフリカの人たちと同じ姿になることで『おまえすげえな』『私、好きだよ』って認められたくてやったことで、完全な自己満足。写真を撮る前に彼らに好かれたかったんです」  では、自身に貼られたレッテルもまったく気にならない? 「“裸のフォトグラファー”と呼ばれることにも特に抵抗ないです。私には写真を撮ることくらいしかできませんが、私をきっかけにそれまでアフリカに興味のない人が関心を持ってくれたり、アフリカ人の姿を見てもらったりすることに繋がれば何でもいいです。むしろキャッチーな名前つけてもらって良かったなと」  どうやらアフリカ人に負けず劣らず、タフな価値観の持ち主のようだ。 「飲み会も忘年会も行かないし、仕事以外、面倒くさいことはすべて基本的にシャットダウン。異業種交流会とか苦手だし名刺交換もごめんです(笑)。日本人の友だちも都内に一人いるくらいだし、忙しい日々を過ごしたくないんです。『いかに寝て過ごせるか』を常に考えていて。ストレスを溜めたくないから、中傷を受けるのもするのも嫌。ネットの自分への中傷とか見ると『素直じゃないなぁ』って思いますけど……なんか私、上から目線の嫌なヤツですね(笑)」  必ずしも写真にこだわらず生きていきたいと語る彼女。では、さしあたって今、欲しいモノは? 「出かけないくせに洋服が好きなので、服を買いたいです(笑)」  アフリカを訪れ、アフリカ民族に触れ合うことで体も心も裸になったヨシダナギ。そんな彼女の新たな冒険が、6月30日(深夜0:10~)放送のテレビ番組『クレイジージャーニー』(TBSテレビ)で観られるという。日々の生活に忙殺されるサラリーマンこそ、たまには「考えることを放棄」してもいいんじゃないか。 ヨシダナギ【ヨシダナギ】 ’86年生まれ。フォトグラファー。独学で写真を学び、’09年より単身でアフリカに渡り、アフリカ人の美しさや面白さを伝えるべく写真を撮り始める。写真集に『SURI COLLECTION』がある 取材・文/中村裕一 撮影(ヨシダナギ)/山田耕司(本誌) 再構成/日刊SPA!編集部
株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter
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ヨシダ,裸でアフリカをゆく

2009年から2014年にかけて、エチオピアやジブチ、タンザニアなどアフリカ16か国で少数部族を撮り続けたフォトグラファー、ヨシダナギの全記録

SURI COLLECTION

“裸の美人写真家”として大反響!世界一ファッショナブルな民族「スリ族」日本初の写真集。

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