更新日:2022年07月24日 17:29
カーライフ

マイカー規制だけどEVならOK!「ふじあざみライン」は夏のドライブにオススメ

富士山麓の道の駅の充電器は残念ながら「非力」すぎ!

 EVに乗ってない人にはまったく関係ないことだけど、この道の駅に設置されている充電器が出力20kWhの非力なヤツだった。充電は有料で1回30分が500円。ところが、30分の充電時間が終わっても、電池は48%までしか回復していない。「ふじあざみライン」は富士山五合目の須走口まで駆け上る道。距離は11kmほどしかないのでこの電池残量でも十分上れるだろうけど、東京までは帰れない。ちょっと迷った末に、500円の充電をもう一回おかわりして、無料の足湯で時間を潰すことにした。

混雑してる売店のレジで料金を払う手続きも面倒臭い

 足湯でくつろぎながら、インストールしたばかりの「ポケモンGO」で初めてジムを攻略できたのは、‟EVならではの恩恵”ってことにしておこう。でも、1回500円という有料で、この充電器の非力さは残念すぎる。これじゃ、せっかくの充電器も使う人はほとんどいなくなってしまうはず。「ふじあざみライン」にアタックする時は、東名の足柄SAや御殿場インター近くの「ファミリーマート御殿場二の岡店」(ここはファミマとしては貴重な50kWhを設置!)で充電しておくことをオススメしたい。  ともあれ、2回の充電で電池残量は81%にまで回復。いざ、五合目に向けてスタートした。道の駅を出てすぐに、工事現場のような警備員が立っている交差点がマイカー規制のポイントだ。警備員さんが車検証をチェックして確認証をくれる。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1173835  ルート全体としては、森に囲まれた急勾配のワインディング。マイカー規制されているので、たまにすれ違うのは登山客用のシャトルバスや、地元業者のクルマだけ。とても気持ちいいドライブルートなんだけど、ヒルクライムにチャレンジしている自転車の人たちには要注意だ。  なんにせよ、約11kmのルートでは、まるで自分を含めた特権階級専用道路を走っているような気持ちよさを味わえる。マイカー規制前は激コミだったという五合目の駐車場も今はガラガラ。EVえこひいきのありがたさを堪能できる。
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これもEVならでは。五合目からの下りでは電池が14%も回復!
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