更新日:2022年07月24日 17:48
デジタル

歩かないポケモン? 世界中で大流行した「クッキークリッカー」の続編は底なしにハマれる廃人仕様だった

楽しさとスケールが増した「クッキークリッカー2」

 当時はババアポカリプスを最終段階まで進行させ、最終設備であった反物質凝縮器を100台揃えるのを目標にプレイしており、最高生産スピードもせいぜいtrillion(秒速一兆クッキー)の単位だったはずだ。これは一週間くらいで達成できてしまい、一度揃えきると大きく変化がないのですぐに飽きられてしまった。  しかし「クッキークリッカー ver.2002」では、プレイし始めて3週間が経った現在4 quintillion(秒速100京クッキー)の生産能力がある。しかしこれでもまだまだ足りないし、まだまだ続けられそうな予感がする。様々な追加要素で、3年前のブーム時よりスケール感が大幅に増しており、全然終わった感がない。  単純な生産設備でも、「Bank(銀行)」「Temple(神殿)」「Wizard tower(魔女の塔)」「Prism(プリズム)」が追加されており、特に最終生産設備であるPrismは、一基で毎秒2京個のクッキーを生産することができる。それを何とか123基揃えていて、124基目を購入するのには60 sextillion(600垓(ガイ))個のクッキーが必要である。すっかりわけが分からない状態だ。  そして今回のバージョンアップの目玉が「ascend(転生)」である。クッキーの累積生産量に応じてレベルが上がっていく。そして画面中央右のLegathyボタンからascendするとそのゲームは終了し最初からやり直しになるものの、転生画面において強力な永続アップグレードを上げたレベルの分だけ購入することができ、さらに次回以降のゲームから(今まで上げたレベル)%のクッキー生産量ボーナスを得た状態でプレイすることができる。この転生による永続アップグレードにより開放されるのが「ドラゴン育成」や「季節」要素であり、いずれもまたクッキー生産効率を大きく押し上げてくれる。筆者の現在のレベルは9800なので、1万%つまり100倍のクッキー生産効率が常にもたらされている。  クッキークリッカー2では莫大な量のクッキーをひたすら生産し、クッキー中心の世界観に沈み込んでいく楽しさは3年前よりさらに強化されており、その気になれば生産能力を拡大し続けながら数か月以上遊べるスケール感になった。  当に底無しのスケールになったからこそ、とことんまで「適当」に、ダラダラ「放置」してプレイすることを強く勧めたい。どんなに色々考えたりアドオンを追加などしても、ちょっとレベルを貯めて転生すればすぐに必要量は貯まってしまう。電源をつけっぱなしにして外出したり一晩寝たりすれば、次にチェックする時にはとんでもない量が生産されていて一気にアップグレードできる。  そもそも意味もなくクッキーを大量生産するゲームなのだから、こちらも何も考えずにだらだらプレイするのが正解なのだ。ここでは、プレイしてみた中でこうすればスムーズに拡大成長できるという流れをアドバイスをしておこう。
次のページ right-delta
ユーザーのための「クッキークリッカー2」攻略法
1
2
3
おすすめ記事