もはや駅弁を食べない!? 駅弁マニアの一風変わった楽しみ方「チラシ飲み」とは?
そんな“左派”のお楽しみツールは、駅弁大会のエントリー駅弁を網羅した『京王百貨店のチラシ』。それを見て、あの駅弁屋はどうだ、今年の傾向は、初出場は、などの話題を肴に酒を酌み交わすという。
ダリブロ」に記している
取材・文・撮影/野中ツトム(清談社) 駅弁記者(本誌)
「私たちの間では、これを『チラシ飲み』と呼んでいます。駅弁大会に参加するよりも、チラシを見ながら今年出場予定のお店について語り合うほうが楽しい。ということは、もはや駅弁大会はなくてもいいようにすら思えてきます」
こんな抽象的な楽しみ方をする人々が現れたのは、駅弁大会が日本の文化の深層レベルに根差したことを示すのだろう。
「京王百貨店の初売りの日にチラシを“フライングゲット”する。私の駅弁大会はここがクライマックスなのかもしれません」
【安田理央氏】
アダルトメディア研究家として第一人者の地位を築いたフリーライター。毎年、同好の士との「チラシ飲み」を楽しみ、京王駅弁大会会場にも足繁く通う。駅弁の感想を自身のブログ「1
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