トップAV男優・森林原人が女性の性のお悩みに答える「相手と深くつながる感覚を知って欲しいんです」
男性ならその顔に見覚えがある人も多いだろう。経験人数8000人、出演本数1万本以上を誇るトップAV男優・森林原人氏だ。最近は小誌『週刊SPA!』も含めメディアにも頻繁に顔を出しているほか、今月には、自身2冊目となる書籍、『イケるSEX』を上梓する。
これまで、SEXにまつわる書籍といえばハウツー的な内容で、もっぱら男性読者を想定したものが大半だった。だが、今回の書籍の内容は、森林氏が一般女性から寄せられた“性の悩み”に答えるというもの。全編にわたり、女性読者を想定して書かれているという。なぜ今、女性向けのSEX本なのだろうか? 森林氏は男女の性の悩みの違いを踏まえつつ、現代のSEXをとりまく環境についてこう語る。
森林原人(以下、森林):今回の書籍は「日刊SPA!」の兄妹サイト「女子SPA!」で連載していた「AV男優森林原人の性活相談」をまとめたものです。これまでもSEXに関する相談を受けたことはあったのですが、ほとんどが男性からだったので、最初は女性がどんなことで悩んでいるのか僕自身わかりませんでした。
今でも完全にわかっているとは思わないのですが、傾向として、相手に悦んでもらうにはどうすればいいか、相手は満足してくれているのかなど、女性のほうが相手のことを思い浮かべながらの相談が多い。一方、潮吹きやイカせるテクニックを知りたがったり、女優さんのアソコやフェラの具合を聞いてきたりなど、男性は自分が楽しむための情報を知りたがります。
僕は、その違いは男性主導のSEXが幅を利かせてきたからなんじゃないかと思っているんです。
物理的問題として、男性はその気になりアソコが硬くならないと挿入できませんが、女性はなんとかなってしまいます。そうすると、SEXはどうしても男性次第となる部分が大きくなり、女性は気を遣う側に回らざるを得ず、我慢を強いられます。
それに、社会的背景としていまだに“女性には性欲がない”という風潮があり、女性の性がまだまだ置き去りになっている印象も否めません。
――男性主導のSEXが大多数であること、女性の性欲が長らく認められてこなかったことによって、男女間で“SEXに対する温度差”が生じているというと語る森林氏。氏はさらに「こうしたすれ違いはさらに広がり、しまいにはSEXは不要なものとなってしまう」と続ける。
「男性主導のSEXが幅を利かせてきた」
『イケるSEX』 女子SPA!の人気連載「AV男優・森林原人の性活相談」がいよいよ書籍化!経験人数10,000人超のトップ男優である森林原人が、セックスに悩める一般女性の質問に愛をもって答える。「イク感覚がわからない」「彼がゴムを付けてくれない」「“30代処女”は重い?」etc. Q&A31本とコラム4本を収録。 |
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