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オリンピック後に東京駅周辺はどう変わる?

 東京の玄関といえば、やはり東京駅。丸の内口、八重洲口ともに今も再開発の動きが続いているが、五輪後の東京駅はどう変わるのだろうか? 「東京駅周辺の再開発は今も盛んに行われていますが、五輪後も’26年くらいまではさらに開発が活性化すると見られています。大手町・丸の内エリアでは先行して高層ビルが相次いで完成してきたが、’20年の五輪の前後にかけて八重洲エリアで高層ビルの建設ラッシュが始まり地下には巨大バスターミナルが完成します」(都市計画に詳しい市川宏雄明治大学教授)  特に目立つのは、東京駅日本橋口近くで三菱地所が進めるプロジェクト。地上61階建て、高さ約390mという文字通り“日本一”の高層ビルが’21~’27年に建てられる。 「首都圏の高層ビル建築の動きは、特に東京駅・渋谷・日本橋・虎ノ門の4か所に集中しています。世界を見渡しても、都心でこれだけ多くのエリアで同時的に開発が進む例はありません」(市川教授)
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一部の地区に新しいビルが続々と建つとどんな変化が?
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