更新日:2017年10月03日 13:16
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東京の再開発でタクシー運転手が大混乱!? いったいなぜ?

 オリンピックに向けて各地で再開発が進む東京。見慣れた光景が一変、昨年から今年にかけて生まれた「ネオ東京物件」で迷惑を被っているのはタクシードライバーだ。

再開発で大混乱!? タクシー運転手の本音に迫る

タクシー

決まった区域でしか乗降車ができないことで、客側から運転手へのクレームも増えている

 首都圏の再開発では慢性化した渋滞緩和も期待されている。しかし、これに困っているのがタクシーの運転手たちだ。いったいなぜ? 「新宿駅南口の甲州街道は、客待ちの場所だったのに『バスタ新宿』とかいう施設にタクシープールが移動になった。ちょっと駅から遠いから随分客が減っちゃいましたよ……」と話すのは、ベテランの運転手だ。この「バスタ新宿」に対しては、かなりの苦言が寄せられた。 「駅前で乗降車禁止になったから、施設内で降ろさなきゃならない。走行距離が延びて、料金が上がるぶん、客からは文句言われるんだよね。でもルールだから」  ほかにも再開発工事でナビ通りに行けず、「急な一方通行で切符を切られた」なんて意見も。 「最近は五輪に向けて都内で防災訓練も多い。あちこちで交通規制もするから、毎日怯えながら運転しているよ(苦笑)」  あと4年は混乱が続きそうだ。 ― [ネオ東京]知ったかぶり検定 ―
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