更新日:2022年08月08日 03:15
デジタル

オワコンではない!? 密かに再評価されているmixiの今

「足あと」は復活していた

 また、ユーザー同士の交流の糸口となっていた「足あと」機能は、ユーザーの強い希望もあって、3年ほど前に復活しており、全盛期に比べれば減ったにせよ、日記もコミュニティに付随する形で利用されている。  多くの人が「mixi離れ」をしていた中で、コアなユーザーを中心にコミュニティベースのSNSへとシフトしていたmixi。  一般論として社会人になってから新たな友人関係を築くことは容易ではない。日々仕事に追われ人間関係の広がりにくいアラサーとって、趣味や関心を同じくする仲間を気軽に探せるツールとして、mixiコミュニティは今後も十分活用できそうだ。

一度は「mixi離れ」した人のための再開手引き

忘れてしまったアカウント情報の照会は問い合わせフォーム(http://mixi.jp/ex/inquiry.pl)へ問い合わせる。メールのやりとりの中で登録アドレスなどログインに必要な情報を特定してもらう

 久しくログインしていない人の中には、ログインパスワードを忘れてしまっている人も多いだろうが、現在もmixiからメールが届くアドレスがあるなど、登録時に使用したアドレスを特定できていれば、容易にパスワードの再発行の手続きに入れる。登録時のアドレスを忘れてしまった場合は、問い合わせフォーム(http://mixi.jp/ex/inquiry.pl)から問い合わせるほか、ニックネームと生年月日からの特定ができる場合もある(https://mixi.jp/remind_password.pl)。

いまこそ覗こう ボクらの黒歴史

映画鑑賞など定番どころからニッチなコミュニティまで懐が深い。新しい趣味を始めたい人など、自分の興味・関心に合った情報交換には心強いツールだ

 しかし、登録アドレスが特定できず、かつ、そのアドレスが現在使用できない場合、免許証のコピーを送るなど少々手間がかかる。なりすましなどの悪用を防ぐため、あくまで慎重に行っているようだ。ただ、本人確認は一人ひとり個別に対応しているとのことで、ログインできない場合まずは問い合わせをしてみるといいだろう。  ちなみに完全招待制だったmixiは2010年より登録制が導入され、Gmailなどフリーメールで新アカウントを取得することもできるようになっている。この際割り切って、かつてのマイミクと交流するのではなく、アカウントを作り直しまったく新しい交流の場として、mixiを活用するのもアリだろう。<取材・文/日刊SPA!取材班>
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