廃線になる「留萌本線」に女子おひとりさまで乗ってきた。“廃線特需”で鉄道マニアが殺到!?
海辺を走って終着駅増毛に着くと……。
すごい人です!
取材のカメラまで来てるし!
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もういっそ、廃線詐欺とかしたらいいんじゃないですかね。「廃線するする」言って「やっぱやめよっかな」みたいな。このままずっと特需が続いたら、廃線する必要はないですよね。
普段は無人の増毛駅ですが、10月から駅員さんが派遣されてきてました。廃線特需により、いままでなかったトラブルが相次いでいるのだとか。増毛でも留萌でも、整列乗車が行われてました。乗っていた客が全員車外に出て、完全に車内の準備ができるまで、ホームや改札で整列して待ちます。
増毛の駅では、手作りのご飯が食べられました。甘エビのお味噌汁が100円。
増毛は、にしん漁で栄えた港だそうで、古い建物がいくつも残っていました。
増毛には日本最北の酒蔵もあるので、そこでしこたま試飲して、お土産を買うこともできます。とりあえず、きっぷをお土産に買ってみました。
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これは廃線になった後も購入できるとのことでしたが、悩んでる男性の友達にあげようと思います。
北海道の鉄道は、開拓や炭鉱、物資の運搬と深い関わりがあるようです。留萌本線は、増毛や留萌の港への物資や、捕れたニシンを運ぶための路線だったのだとか。昔、留萌から北に延びていた羽幌線(廃線)は、石炭を運ぶ路線だったそうです。相次ぐ廃線は、ひとつの時代の終わりを象徴しているのかもしれません。特需に乗っかったぶらり電車旅。普段、あまり意識することのない北海道史を実感する旅になりました。〈取材・文/和久井香菜子〉
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