更新日:2022年08月14日 11:30

「やみくもな婚活よりお見合い」のメリットとは?

「やみくもな婚活よりお見合い」のメリットとは? ■結婚に至るまでの時間が早い  結婚を目的とした同士が顔を合わせるのだから、フィーリングさえ合えば、話は早いのも頷ける。 「わずか3か月で結婚するカップルはたくさんいます。しかも、決断までに3か月要したのではなく、双方の両親や親戚などに挨拶にいき、許可をもらう手間に3か月かかったというだけ。実際には出会って1か月で決断するパターンも多いですよ」(前出・宮原氏)  仲人から見れば、2人が初めて会って、10分くらい観察するだけで、結婚しそうなカップルはわかるという。 「そのくらい最初の相性は大事です。直感で合わないと思えば、次の方と会うことをお勧めします」(前出・津田氏) ■気に入った人が見つかるまで会うことができる 「お見合いを望む人は、パーティーの場ではうまく溶け込めなかったという経験を持っている人が多い」(津田氏)という。それだけおとなしい女性が多いということ。これはシャイな男性にはメリットになるだろう。だが、1対1が基本のお見合いでは、会える人数が限られてくるのでは? 「会いたい相手へのアプローチは何人でもできます。相手の了解がなければお見合いは成立しないので、相手の選び方にもよりますが、チャンスは無限です」(宮原氏)  中には、お見合い自体が楽しくなり、何年も在籍して、何十回とお見合いを繰り返す人もいるとか……。 「相手を選べると、欲張りにもなってくるものです。成婚への速さは本気度にもよります」(同)  出会いは多い。だからこそ明確な価値観が必要ともいえる。 ■仲人が強い見方になってくれる  現代の仲人は結婚の仲立ちをするだけではない。 「仲人は、交際にいたるまで、または交際中もさまざまな相談を受けます。双方の意見を聞いて、結婚に向けてアドバイスをするのも仕事なのです」(津田氏)。  自分自身を客観視するのは、誰にとっても難しいこと。結婚を見続けているプロからもらうアドバイスは、婚活の貴重な栄養になる。 「いい仲人であるほど、無理に結婚させようとはしません。例えば20人と見合いをすれば、19回は男女どちらかがお断りを入れたということ。仲人の大きな役割は、結婚までのアドバイザーであると同時に、上手なお断り屋でもあるんです」(同)  仲人と有益なタッグを組む。このメリットは大きい。 ― 本気で結婚したいならお見合いだ!【4】 ―
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