SNSでは「いいね!」ボタンも要注意!
―[SNSで[嫌われる言動]大全]―
SNSは本音を書き込む場所だけに、時にウザいを超えて“怒らせる”トラブルになるケースも増えている。特に震災以降、原発問題で著名人同士の口論が目立つが、素人でも「twitterで拡散のリツイートしたら、『なぜそのような人に対して、共感するのか信じられません。すぐに撤回してください!』と言われ大ゲンカに」(35歳・男性)と巻き込まれる事態もあり油断ならない。たとえ旧知の仲間であっても、「原発推進派の発言を一つの意見として軽い気持ちでFacebookで紹介しただけで、『お前も売国奴だったのか』と言われ即絶縁されて聞く耳持たず」(41歳・男性)なんて話もあり、思わぬところに飛び火する恐れがある。
当然ながら誹謗中傷もご法度。「その人が好きなアイドル(AKB48の板野)を少しディスったら、マイミクが即外されてアクセスブロックの目に」(24歳・女性)、「アンチ巨人発言したら、後日上司が『君とは合わん』と口を利いてくれなくなった。フォローしてないはずだったのに」(28歳・男性)と、SNSをオープンでやっている場合、思わぬところで見ていて現実社会の関係がギクシャクしてしまう報告例も多数。
また、mixiやFacebookにある『いいね!』(もしくはイイネ!)ボタンの使いどころも考えもので、「上司に怒られた、と書いたらイイネ!されて頭にきた」(28歳・男性)や「ある女性が『失恋しちゃってさ……』という日記を書いたところ、思わず押してしまった人が『いいね!の訳ねーだろ。ふざけてんのか!』と本人から怒りの書き込みがされていました」(32歳・女性)など、一転して“ヤバイイネ!”の方向に。この「いいね!」は人によっては「読んだ」という意味で使うが、相手の状況をしっかり見極めなければ、痛い目に遭うのだ。
イラスト/まるやまともや
― SNSで[嫌われる言動]大全【4】 ―
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