ネット用語はSNSで嫌われる
―[SNSで[嫌われる言動]大全]―
国内でもすっかり市民権を得た「twitter」や「Facebook」、そしていまだヘビーユーザーも多い「mixi」だが、気軽に投稿できる故に“人間性”にボロが出てしまうのも事実。SPA!ではマナー違反、どうでもいいつぶやきなどSNS上でウザがられる実例を紹介する
◆自己陶酔が入ったとき、一層ウザがられる!
自分が共感した言葉の引用投稿、リツイートも度が過ぎるとウザさが出てくる。「相田みつをは素晴らしいけど、『わかるな~』の上から目線にお前は何様?と思う」(33歳・男性)、「もしドラのような浅い自己啓発に感化されて酔いしれ、『お前はイノベーションが足らない』と諭されPC前で発狂した」(30歳・女性)など、借りてきた衣で評価を上げようとする言動は嫌われる。
自己陶酔しているときの“語り”も大変危険。「ジョブズが死んだときに1時間近く延々とつぶやき続けたヤツがいて、ブログで書けよ!と思った」(38歳・男性)、「深夜アニメに感動して、いろんな人の感想を鬼リツイート。観てないし、タイムライン汚れるし……」と、感動や共感を得たい気持ちはわかるが、他者には無用の長物であることが大半なのだ。中には「『今からタイムライン汚します。見たくない人は外してください!』と宣言するから、外したらなぜか俺も外された」(30歳・男性)と、理不尽な行動をとる輩も……。
ほかにも、定番のウザい言動と言えば、「年上の俺に対し『とりあえずオマイ、それkwsk!』は怒った」(36歳・男性)などの2ちゃんねる用語やネットスラングの多用だろう。最近になってSNSを始めたユーザーは、ネットの言葉を使いたくなる気持ちは重々わかるが、ベテランにとっては「こっちが友達と一緒の写真をアップすると必ず『リア充乙!』とか絡んでくる人はいまさらでウザい!」(29歳・女性)、「『私ったら、終電逃しちゃった件!』はわかって使ってるの?」(38歳・女性)、「いまどき『キボンヌ!』って言われても……。使い古された用語はその人の質を落とすかも」(31歳・女性)など“いまさら感”ありありで、ダサさが際立つ。
顔文字や絵文字も「連発されると見づらい」(23歳・女性)と多用はNGで、「いい年こいたオヤジの顔文字は気持ち悪い」(24歳・女性)なんて意見もあり、ネット社会と実社会のギャップが大きいほど不快指数は上がる。つぶやき一つにしても、自分を客観的に見ることが必要な時代なのだ。なんと生きづらい世の中だろう……。
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