激安中古車は「マツダ&三菱車」が狙い目。デザイン、イメージは悪いが極上車がねむっている
現在、新車販売ランキングでトップをひた走るのは2リッタークラスのミニバンであるトヨタのノア&ヴォクシー。このクラスでは日産のセレナ、ホンダのステップワゴンが後に続き、長年にわたり三つ巴の激戦を展開しているが、私、下流自動車評論家マリオ高野が注目するのは、果敢にもこの市場に参入して惨敗、撤退したマツダのビアンテ! 先行の3台と差別化を図るためにデザインされた個性的なフロントマスクが仇となってしまったが、車そのものはミニバンとして決して悪くないので、デザインとブランドが気にならない人には超オススメだ。
最新型でも比較的安いが、中古車として狙い目となる6~7年落ちの’09年式で比較すると、トヨタのノア&ヴォクシーの半額以下。静岡の中古車販売店に行くと38万円、大阪は28万円で売られていた。諸費用込みで50万~60万円ほどでかなりいい車が手に入るので、これを狙わない手はない。
不況下でも経済性重視のユーザーに根強く支持され続けた軽自動車では、三菱の未登録車(新古車)に注目したい。4月に燃費不正事件の発覚直後は中古車相場がガタ落ちし、いまだにスズキやダイハツに比べれば相場が10万円以上安い。燃費不正といっても実燃費は他車とそんなに変わらないので、ダメなのはイメージだけ。気にしない人にはこれほどお買い得モデルはない。京都、岐阜、埼玉などに行ってみると中古車販売店で75万円から売られていた。
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1973年大阪生まれの自動車ライター。免許取得後に偶然買ったスバル車によりクルマの楽しさに目覚め、新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、自動車工場での期間工、自動車雑誌の編集部員などを経てフリーライターに。その後、群馬県太田市へ移住し、現在は太田市議会議員に。X(旧Twitter):@takano_mario
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