更新日:2016年12月31日 16:06
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忘年会・新年会シーズンの風物詩「派遣キャバ嬢」は客にとって得か損か?

2:名刺が体験入店用

忘年会シーズンの風物詩「派遣キャバ嬢」は客にとって得か損か?「在籍キャストは写真名刺か、少なくとも名前がきちんと印字された名刺を持っています。私たち派遣キャストは体験入店用の、名前が空欄の名刺。たまにショップカードの場合もあります」(24歳・派遣地域:池袋エリア)  客が名刺を見て不思議な顔をした際には、以下のように答えるのだとか。 「突っ込まれたら、最近入ったばかりで名刺刷り上がってないんですって言いますね。当然、体験入店用の名刺には、書くとしても名前だけ。客とやりとりしたくなくて派遣を選んでいるので、電話番号やLINEのIDは教えません。聞かれたら、携帯の電源切れちゃったので逆に教えてもらっていいですか、とメモに書かせてバックにしまい、家で捨てる」(22歳・派遣地域:上野エリア)  派遣キャバ嬢は自分の名前が入った名刺を持っていないため、そもそも名刺を積極的に渡さない。  また、通常は自分指名で再来してもらうため、キャバ嬢は客の連絡先を聞くものだ。連絡先を聞かないキャバ嬢は、やる気がないか客のことを気に入っていないか、派遣キャバ嬢かのいずれかと推測できる。

3:店のレンタルドレスを着用、靴がパンプス

 さらに、名刺だけでなく身につけているものからもチェックできるポイントがある。 「荷物を持ってくるのが面倒な場合はそれぞれの店のレンタルドレスで済ませることも。そのため、初めて会うのに既視感を覚えるドレスを着ているキャバ嬢は、派遣の可能性ありですね」(26歳・派遣地域:新宿エリア)  レンタルドレスゆえ、サイズが大きかったり裾がほつれていたりする場合も多い。また、彼女たちの足元にも特徴が出る。 「ロッカーが無いため、荷物で一番かさばるのが靴。会社で使用しているピンヒールのパンプスをそのままお店でも履いています。たまに酔った客に酒をこぼされるのが嫌ですけど」(21歳・派遣地域:横浜)
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