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「寺院」に参拝していたら仕事の悩みが次々に解決…ウソのようなホントの話

 ところがその年、かなり苦手なタイプの派遣社員が入社してきた。悩んだ末、今度は浅草の「待乳山聖天」という寺院へ赴き祈願したところ、ほどなくしてその派遣社員は首を切られてしまったと言う。 「その後も、取引先で失敗したことからひと悶着あった相手との人間関係に悩み、やはり待乳山で祈願を立てると、突然相手が異動になったこともありました」  32歳の時には修験の縁によって真言宗で得度することに。 「必要なときに必要な縁ができる。パワスポ巡りをガツガツしているわけではなく、現在も足繁く通っているのは待乳山聖天くらいです」という崎野氏は、ここ5年間ほどで長年の「夢」も叶えている。 「仏縁で知り合った一人が目黒の円融寺の座禅会に誘ってくれたお陰で、寺内での演劇公演企画という長年の夢も実現しました」  その後、劇団Bの助成金申請担当者にも就任、5年間で数千万円の助成金を引き出すことにも成功。もちろん申請する際には必ず待乳山に行き、お礼参りも欠かさない。
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崎野氏にとって、パワスポとは何なのか
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